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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.03.07 17:18
更新日: 2018.03.07 18:28

初のスーパー耐久合同テストを終えたピレリ。車種によって感触はさまざま?

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国内レース他 | 初のスーパー耐久合同テストを終えたピレリ。車種によって感触はさまざま?

 3月3日、富士スピードウェイで行われたスーパー耐久の公式テスト。このテストは、2018年からワンメイクタイヤとなったピレリが初めて公の場で使用される機会となった。このテストでピレリを履いたドライバーたちに、その感想を聞いた。

 スーパー耐久では、2018年から17年までのヨコハマに代わって、ピレリがワンメイクタイヤを供給する。これまで日本国内でピレリがこういったワンメイクというかたちでタイヤ供給を行うのは初めてのことだ。

 ピレリはヨーロッパで隆盛を誇っているブランパンGTシリーズなど、多くのGTカー、ツーリングカーのレースにワンメイクタイヤ供給を行っているが、近年はアジアのマーケットを重要視。ブランパンGTシリーズ・アジア等をはじめさまざまなシリーズに供給してきたが、今季からはいよいよ日本でもその活動がスタートする。

 今回のスーパー耐久公式テストに向け、これまで他メーカーで活躍していたスタッフを中心に日本でのサポートチームが作られたピレリは、トレーラーを4台富士に持ち込み、参加したマシンたちにタイヤを供給した。スーパー耐久はGT3規定のST-Xから、コンパクトカーのST-5までさまざまな車種が参加するレースだが、VLNニュルブルクリンク耐久シリーズや、アメリカのピレリ・ワールドチャレンジでもツーリングカーへの供給を行っており、サイズは全クラス問題がないという。

 また、今季はスーパー耐久と協議のうえ、ピレリがもつコンパウンドのうち、もっとも耐久性があるものを採用。コース問わず、年間を通じて同じものが使用されるという。ピレリはワンメイク供給で世界中で実績をもつが、この仕組みをうまく日本に取り入れていくというかたちだ。

富士スピードウェイに持ち込まれたピレリのトランスポーター
スーパー耐久で使用されるピレリ・P ZEROタイヤ


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