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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.06.25 19:32
更新日: 2018.06.25 19:33

86/BRZ第4戦:佐々木雅弘が逃げ切り4人目のウイナーに。織戸学がランク首位守る

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国内レース他 | 86/BRZ第4戦:佐々木雅弘が逃げ切り4人目のウイナーに。織戸学がランク首位守る

 GAZOO Racing 86/BRZ Raceの第4戦が岡山国際サーキットを舞台に、6月23~24日に開催され、プロフェッショナルシリーズは佐々木雅弘(小倉クラッチREVO 86 BS)が制して、今季4人目のウイナーが誕生。クラブマンシリーズでは神谷裕幸(N中部GRGミッドレスDL 86)が今季2勝目をマークして、ふたたび単独でのランキングトップに浮上した。

 プロフェッショナルシリーズもクラブマンシリーズも、ここまで3戦すべてウイナーが入れ替わる大激戦となっており、果たして岡山国際サーキットの第4戦でも、同じような状況が続くのか注目された。

 土曜日の予選は、昼まで降っていた雨の影響でクラブマン1組、クラブマン2組、そしてプロフェッショナルと、行われた順に路面状態が向上していった。当然、それぞれのセッションでも、どのタイミングでアタックするかで明暗が分かれた。

 まずクラブマン1組は完全に後半勝負。ラスト3分で目まぐるしくトップが入れ替わるなか、金曜日の専有走行でも最速だった庄司優磨(OTG DL 86)がトップに立って、これで決まりかと思われた直後に上回ってきたのが、田嶋聡(ネッツ兵庫インパルスDL86)だった。

 田嶋は86/BRZ Race初参戦だが、岡山国際サーキットがTIサーキット英田と呼ばれていた頃を知る者は一目置く存在。エントリーが100台を超えた伝説のAE86レースで、初代チャンピオンに輝いているドライバーだからだ。

「ここ(岡山)で遊びのレースには出ていましたが、本格的なレースはインテグラ以来、10数年ぶりです。レコードラインは乾いていたので、縁石はもちろん脇は一切使わないよう、慎重に走ったのが良かったんですかね」と、ひさびさのレースにも腕に錆のないことを田嶋はアピールした。その1組の2番手は庄司で、3番手は山下昌樹(NUTECアライズ86)。

 クラブマン2組は、もう前半勝負に。先頭でコースインした神谷裕幸(N中部GRGミッドレスDL86)が最初に記したタイムは、その後誰にも破られなかったからだ。もちろん田嶋のタイムも上回って、開幕戦以来のポールポジションを獲得する。

「コンディションに助けられましたね。昨日まで庄司くんが速かったので、普通にドライだったら、どうなっていたことか。もうドライになっていると判断したので、先頭で出ていったのも良かったですね。今日はツキもありました」と神谷。

 2番手は水野大(リキモリ制動屋ピース剛式86)が、3番手は岡山スーパーFJポイントリーダーでもある大島和也(Team MDI/BSR 86)が獲得した。


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