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 10月17日、国内でのTCRスプリントシリーズの開催を目指す日本TCRマネジメント株式会社(TCRJ)は4日、TCRを統括するワールド・スポーティング・コンサルティング(WSC)と2019年以降の『TCRジャパンシリーズ』開催権にかかる契約を締結したと発表した。

 2014年の提唱以来、爆発的な広がりをみせ、2018年にはWTCC世界ツーリングカー選手権に代わるWTCR世界ツーリングカー・カップをはじめ、欧州にとどまらず北米、アジアなど世界各地で行われる20以上のツーリングカーシリーズで活用されているTCR規定。アウディやフォルクスワーゲン、ホンダ、ヒュンダイといった数多くのメーカーが参入し年々盛り上がりをみせている。

 そんなTCR規定車を使ったスプリントシリーズを2019年から開催することを目指すTCRJは、全日本スーパーフォーミュラ選手権をプロモートする日本レースプロモーション(JRP)とコックス、童夢の3社が設立した新会社だ。

 2018年8月に誕生した同社は国内での新シリーズ開催を目指して準備を進めるなかで、9月にはホームページ(https://tcr-japan.jp/)を立ち上げるとともに海外のTCRシリーズに合わせられた『TCRジャパンシリーズ』のロゴを発表。

ホームページに掲載されたTCRジャパンシリーズのロゴ

 ホームページには世界各地で開催されるTCRシリーズの魅力が紹介されているほか、参戦を希望する又は興味を示すエントラント向けの登録フォームが設けられ、新シリーズの情報がいち早く届けられるようになっている。

 また合わせてレースフォーマットも公表され、レースウイーク初日の金曜日は練習走行が、土曜と日曜には20分の予選と23分+1周の決勝レースが1セットずつ行われるという。

 スーパーフォーミュラとの併催も数戦予定される日本での新たなツーリングカー・スプリントシリーズ『TCRジャパン・シリーズ』に正式なゴーサインが出されたことで、エントリー、開催カレンダーの発表といった今後のアナウンスにますます注目が集まるところだ。

マックプロ・レーシングのFK8ホンダ・シビック・タイプR TCRのステアリングを握ったアンドレ・クート
セパン・インターナショナル・サーキットで行われたTCRアジアの様子
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