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国内レース他 ニュース

投稿日: 2016.09.10 21:12

全日本F3第13戦:山下健太がポール・トゥ・ウィン。チャンピオン争いは接戦に

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国内レース他 | 全日本F3第13戦:山下健太がポール・トゥ・ウィン。チャンピオン争いは接戦に

 全日本F3選手権は10日、岡山国際サーキットで第13戦の決勝レースが行われ、ポールシッターの山下健太(ZENT TOM’S F312)が第5戦岡山以来の勝利を飾った。

 オートポリス戦の代替ラウンドとして設定され、快晴のなか行われた全日本F3第13戦岡山。ポールシッターの山下は決勝レーススタートでホールショットを奪っていった。

 2番手に高星明誠(B-MAX NDDP F3)、3番手に坪井翔(ZENT TOM’S F312)と、トップ3は予選順位通りでレースは始まった。後方では、前戦のもてぎラウンドで2連勝を飾ったヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が牧野任祐(TODA FIGHTEX)をパスし4番手に浮上する。

全日本F3第13戦 スタートシーン
全日本F3第13戦 スタートシーン

 その後、トップの山下は高星を引き離していくが、高星は山下に対し、10周目に0.6秒差、翌11周目には0.4秒差にまで接近する。だが、テクニカルな岡山でのオーバーテイクは容易ではなく、トップ争いはこう着状態に陥ってしまう。

山下健太(ZENT TOM’S F314)高星明誠(B-MAX NDDP F3)
山下健太(ZENT TOM’S F314)高星明誠(B-MAX NDDP F3)

 坪井とマーデンボローの3位争いも同様で、両者は0.3秒差まで接近。ポイントリーダーのマーデンボローは、3番手の坪井に対し何度かプレッシャーを与えるものの、これもオーバーテイクには至らず。

 後方では大津弘樹(HFDP RACING F312)と石川京侍(TODA FIGHTEX)もバトルを展開していたが、順位は変えるには至らない。

坪井翔(ZENT TOM'S F314)ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)
坪井翔(ZENT TOM’S F314)ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)
大津弘樹(HFDP RACING F312)石川京侍(TODA FIGHTEX)
大津弘樹(HFDP RACING F312)石川京侍(TODA FIGHTEX)

 山下は2番手の高星をコンマ数秒差で抑えきりトップチェッカー。今シーズン4勝目を挙げた。この勝利により、山下はマーデンボローとのポイント差を10ポイントまで短縮してみせた。

 日曜日の第14戦では、マーデンボローが予選で最後尾に沈んだため、明日も山下が良いリザルトを残せば、チャンピオン争いは接戦となりそうだ。

全日本F3第13戦:Cクラス表彰式
全日本F3第13戦:Cクラス表彰式

 F3-Nは、ポールポジションの12番手からスタートした片山義章(Petit Lemans Racing)がホームコースでポール・トゥ・ウィンを果たし、今シーズン7勝目、岡山ラウンド3連勝を飾っている。

片山義章(Petit Lemans Racing)
片山義章(Petit Lemans Racing)
片山義章(Petit Lemans Racing)
片山義章(Petit Lemans Racing)


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