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国内レース他 ニュース [PR]

投稿日: 2019.10.29 12:05
更新日: 2019.10.29 12:06

「世界一のバカは俺だ!」。川畑真人などD1ドライバーが東京モーターショーで迫力デモラン

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国内レース他 | 「世界一のバカは俺だ!」。川畑真人などD1ドライバーが東京モーターショーで迫力デモラン

 10月26~27日の2日間、東京・有明近郊を中心に開催されている『第46回東京モーターショー2019』のなかで、ラジオDJのほか、自動車関連イベントのプロデュースなども行うピストン西沢氏によるスペシャルイベント『SPECIAL SHOW produced by ピストン西沢』が行われ、川畑真人や時田雅義、上野高広といったD1グランプリトップドライバーが迫力のドリフト走行を披露した。

 このイベントは東京ビッグサイトにほど近いエリアに設定された『DRIVE PARK』で行われたもの。10時30分からと比較的早い時間からのイベントだったが、現役D1ドライバーの走りを間近で見られることもあり、早朝から多くのファンが集った。

 26日(土)に行われたイベントでは、川畑がTEAM TOYO TIRES DRIFT 180SX II、時田がAST俺だっ!Racing 86、上野がVERTEX 超EDGE LEXUS RCV VALINOをドライブして登場。なかでもTOYO TIRESを履く川畑の180SXは、2017年にD1中国シリーズでチャンピオンを獲得した車両ということもあり、多くの注目を集めた。

『SPECIAL SHOW produced by ピストン西沢』ではドリフトマシン3台による競演も実現
『SPECIAL SHOW produced by ピストン西沢』ではドリフトマシン3台による競演も実現

 3台のマシンは単独走行でファンを魅了すると、3台そろってのデモンストレーションでは水が撒かれた路面の上でテクニックを披露。まるでアイススケートかのようなパフォーマンスを披露した。

時速304キロでのドリフト経験を明かした川畑真人
時速304キロでのドリフト経験を明かした川畑真人
『SPECIAL SHOW produced by ピストン西沢』に登場したD1ドライバーたち
『SPECIAL SHOW produced by ピストン西沢』に登場したD1ドライバーたち

 デモラン終了後にはスペシャルトークショーも行われ、どれくらいのトップスピードでドリフトをしたことがあるかと問われると、時田が「時速200キロ」、上野が「時速236キロ」と答えるなか、川畑が「時速304キロ」と驚きの回答。

 このスピードでのドリフトは世界記録だと言い、ピストン西沢から「恐怖心はなかったの?」と聞かれても「なかったですね。世界一のバカは俺だ!って思いでやりました(笑)」と笑顔でコメントしていた。

10時30分スタートと比較的早い時間帯のイベントにもかかわらず、同乗体験には多くの希望者が集まった
10時30分スタートと比較的早い時間帯のイベントにもかかわらず、同乗体験には多くの希望者が集まった
東京・有明でデモランを披露した川畑真人のTEAM TOYO TIRES DRIFT 180SX II
東京・有明でデモランを披露した川畑真人のTEAM TOYO TIRES DRIFT 180SX II
東京・有明でデモランを披露した川畑真人のTEAM TOYO TIRES DRIFT 180SX II
東京・有明でデモランを披露した川畑真人のTEAM TOYO TIRES DRIFT 180SX II

 イベントでは、当日会場に集まった人のなかから抽選でD1マシンの助手席に乗ってドリフトを体験できる試乗イベントやD1ドライバーが操る市販車での同乗体験なども行われ、多くのドリフト好き、クルマ好きが集まっていた。

 残念ながら、この『SPECIAL SHOW produced by ピストン西沢』は26~27日の2日間だけの実施だったが、川畑が走行に使用したTEAM TOYO TIRES DRIFT 180SX IIは、東京ビッグサイト南棟にある東京オートサロンブースに展示されている。

 こちらでは、先日発表されたV8エンジンを搭載した川畑のドリフト競技用マシン『Team TOYO TIRES DRIFT GR Supra』も展示されていたが、このGRスープラはオートポリスで開催されるD1グランプリ参戦のため、残念ながらすでに会場を後にしている。

2019年のFIA IDCインターコンチネンタル・ドリフティングカップにV8エンジン搭載のGRスープラを投じる川畑真人
2019年のFIA IDCインターコンチネンタル・ドリフティングカップにV8エンジン搭載のGRスープラを投じる川畑真人

 心臓部にトヨタ3UZエンジンを搭載したGRスープラは、高剛性ボディとTOYO TIRESの『PROXES R888』の組み合わせから来るハイグリップでもしっかりとドリフト走行ができるように制作されたもの。「タイヤの性能をドリフトでしっかりと発揮するには1000馬力が必要なんです」と川畑が言うとおり、1000馬力以上を発生させるモンスターマシンだ。

 ドリフト世界一決定戦と言えるFIA IDCインターコンチネンタル・ドリフティングカップ初代王者の川畑は、このV8搭載GRスープラで11月29~12月1日に筑波サーキットで行われる『FIAインターコンチネンタル・ドリフティングカップ2019』での王座獲得に挑む。


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