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国内レース他 ニュース

投稿日: 2019.12.27 18:36

フォーミュラ・リージョナルの2020年開催概要発表。富士24時間で開幕、最終戦は10月末のWEC富士

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国内レース他 | フォーミュラ・リージョナルの2020年開催概要発表。富士24時間で開幕、最終戦は10月末のWEC富士

 フォーミュラ・リージョナル事務局(FRS)は12月26日、2020年シーズンの『FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP(フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ)』開催概要を発表した。開催初年度は全6大会14レースで構成され、開幕戦は6月5~7日の富士24時間、最終戦は10月30~11月1日の2020/21年WEC世界耐久選手権第3戦富士となる。

 F1を頂点とするシングルシーターレースについては、FIA国際自動車連盟を中心にカテゴリー再編が進められている。このフォーミュラ・リージョナルはFIA-F4とFIA-F3をつなぐような位置づけのカテゴリーで、頭部保護デバイス“ハロ”など最新の安全基準に適合した車両で争われる。

 日本ではシャシーコンストラクターである童夢が、FIAフォーミュラ・リージョナル規格車両として童夢F111/3シャシーを開発。26日(木)からシャシーとエンジンを合わせて10万3963ユーロ(1247万5560円/1ユーロ=120円の暫定価格)で受注を開始している。

 シリーズのプロモーターはピレリスーパー耐久シリーズを運営するK2プラネット内に立ち上げられたFRSが担当。ドライビングアドバイザーを加藤寛規が務めるほか、スーパーフォーミュラを運営するJRP日本レースプロモーションが運営支援を行う。

 レースフォーマットは15分間の予選×2回、25~35分の決勝が2~3回実施される予定。シリーズに参戦できるのは、18歳以上で国内A級ライセンス、もしくは国際C級、国際B級ライセンスを持っているドライバーとなるよう調整が進められている。

 2020年シーズンのフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップは富士スピードウェイで2戦が行われるほか、岡山国際サーキット、オートポリス、スポーツランドSUGO、ツインリンクもてぎでもシリーズ戦が行われる。

童夢がFIAリージョナルF3向けに製造・販売しているシャシー『童夢 F111/3』
童夢がFIAリージョナルF3向けに製造・販売しているシャシー『童夢 F111/3』
童夢がFIAリージョナルF3向けに製造・販売しているシャシー『童夢 F111/3』
童夢がFIAリージョナルF3向けに製造・販売しているシャシー『童夢 F111/3』

■2020年フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ 開催スケジュール(12月27日発表時点)

Rd. Day Circuit
1 6月5~7日 富士スピードウェイ(2レース/スーパー耐久第3戦富士24時間併催)
2 6月26~28日 岡山国際サーキット(3レース/OKAYAMAチャレンジカップレース第5戦併催)
3 7月31~8月2日 オートポリス(2レース/スーパー耐久第3戦オートポリス併催)
4 8月21~23日 スポーツランドSUGO(3レース/SUGOチャンピオンカップレース第5戦併催)
5 9月4~6日 ツインリンクもてぎ(2レース/もてぎチャンピオンカップレース第4戦併催)
6 10月30日~11日 富士スピードウェイ(2レース/WEC第3戦富士大会併催)

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