国内モータースポーツ・ジャーナリストで構成される日本モータースポーツ記者会(JMS)が、1月8日に開催された「JMS MOTORSPORT NIGHT」において、2019年のJMS AWARDを発表。これからの日本のモータースポーツの発展に期待できる若手ドライバーに与えられるJMS AWARDの大賞に山下健太、そして特別賞に中嶋一貴が選出された。
2018年は山本尚貴、2017年には平川亮が選出されたJMSアワード大賞。2019年はスーパーGTで自身初のドライバーズタイトルを獲得し、スーパーフォーミュラでも勝利を挙げて国内モータースポーツを盛り上げた山下健太に大賞が授与された。
JMS会長の高橋二朗氏が壇上で「スーパーGT最終戦でタイトルを決めた関口雄飛選手とのバトルは印象的で素晴らしかった」と話すように、名実ともに日本のトップドライバーの一員となった山下健太。
残念ながらこの受賞日のタイミングは、今季から拠点をヨーロッパに移したばかりとあってビデオメッセージでの参加となり、山下健太の父が代理人となって授賞式に参加。また、2018/2019年シーズンのWECチャンピオンとして日本人で初めてFIA殿堂入りした中嶋一貴に特別賞が与えられた。