3月2日、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは、3月21〜22日に開催が予定されていたピレリスーパー耐久シリーズ第1戦『SUZUKA S耐 with スーパーカーフェスティバル』について、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない開催を延期すると発表した。
2020年のピレリスーパー耐久シリーズの開幕戦で、鈴鹿サーキットにとっても2020年最初のビッグレースとして予定されていた3月21〜22日の第1戦。ただ、多くのレースやイベントで影響が出ている新型コロナウイルスの感染拡大の余波が鈴鹿でのイベントにも影響を及ぼすことになってしまった。
この日、鈴鹿サーキットでは4月に予定されていたスーパーフォーミュラ第1戦の延期が発表されたが、同時にピレリスーパー耐久シリーズの第1戦も延期が発表されることになった。
「新型コロナウィルスの感染拡大を受けて慎重に検討を重ねて参りましたが、お客さま、ドライバー、関係者の皆様の安全・安心を最優先に考慮し、延期を判断いたしました。ご観戦を楽しみにされていたファンの皆様および関係者の皆様におかれましては、ご理解くださいますようお願いいたします」と鈴鹿サーキットはアナウンスした。
鈴鹿サーキットからの発表では、延期時期については「延期に伴う代替開催の内容および日程は決定次第ご案内いたします」としているが、2月28日に行われたスーパー耐久公式テストでは、参加エントラント向けに代替開催時期のアナウンスがあったようで、どうやら11月1日に決勝が行われる第6戦岡山の後になる可能性が高そうだ。
2020年はST-Zの台数増加や、新たな車種の登場で期待が高まるピレリスーパー耐久シリーズ。シリーズの幕開けは、4月末の第2戦SUGOまで待たなければならなさそうだ。
