ピレリスーパー耐久シリーズに参戦するTEAM NOPROは、2020年の参戦体制を発表した。今季もST-2クラスにマツダ・アクセラSKYACTIV-Dを、ST-5クラスにマツダ・デミオSKYACTIV-Dを投入。ディーゼルエンジンでの飽くなき挑戦を続けていく。
1998年にロードスターでJGTC全日本GT選手権にも出場した経験をもつ野上敏彦代表率いるTEAM NOPROは、神奈川県葉山町でマツダ車のチューニングを手がけており、スーパー耐久にもマツダ車で挑戦している。
2020年は、継続参戦となる2台のSKYACTIV-Dディーゼルエンジン搭載のマツダ車を投入する。1台は、ST-2クラスに参戦するマツダ・アクセラ SKYACTIV-D。こちらは野上達也／大谷飛雄／野上敏彦というトリオで参戦。富士24時間では、西澤嗣哲と、WEC参戦経験もある澤圭太が加わる。
ST-5クラスに挑むのは、マツダ・デミオSKYACTIV-Dだ。こちらは井尻薫／吉岡一成／関豊というトリオで、富士では上松純一などD〜Fドライバーが加わる。
2020年のST-2は、トヨタGRヤリスなど新規エントラントも参戦し、さらなる激戦も予想される。TEAM NOPROでは「一気に車種バラエティに富み、激戦区となったST-2クラスにおいて戦いの年と位置づけます」という。また、ST-5は今季フル参戦し、「クラスシリーズチャンピオンへ再チャレンジの年となります」としている。
ピレリスーパー耐久シリーズはもとより、国内を見渡しても貴重なディーゼルエンジンのレーシングカーであるTEAM NOPROのアクセラ＆デミオ。チームの『飽くなき挑戦』は今シーズンも続いていく。
