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国内レース他 ニュース

投稿日: 2020.09.23 12:55
更新日: 2020.09.23 12:56

日本初の公道レース『A1市街地グランプリGOTSU2020』が開催。大井偉史が初代ウイナーに輝く

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国内レース他 | 日本初の公道レース『A1市街地グランプリGOTSU2020』が開催。大井偉史が初代ウイナーに輝く

 2020年9月20日、島根県江津市の市街地コースで日本初の公道レース『A1市街地グランプリGOTSU2020』が開催され、大井偉史が優勝を飾り記念すべき初代ウイナーに輝いた。

 A1市街地グランプリ(A1 City Grand Prix)は日本で初の公道レースとして企画され、“A1(Anyone「誰もが」)”をテーマに掲げ、『すべての人ー観戦する人、競技に参加する人、イベントを支える人』が新しいことにチャレンジし、最先端の考え方や技術に触れ、体験できる場を創造することを目的としている。

 この公道レース構想は2013年秋に生まれ、江津市市民や関係各所の協力を得て、構想から7年となる2020年に実現を迎えるもの。オフィシャルアンバサダーには、現役レーシングドライバーの関口雄飛と松村浩之が努めている。

 そんなA1市街地グランプリが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によって大会規模は縮小してしまったが、9月20日に島根県江津市の市街地コースで初開催を迎えた。

 レースにはオフィシャルアンバサダーを務める関口と松村を含めて11名がエントリーし、日本初となる公道レースが幕を開けた。20周で争われる決勝では大井、松村、関口という3名が、トップ3を競いあいながら日本の道路ペイントが施されたコースを駆け抜けていく。

 10周目には3号車を駆る篠田義仁が2番手に浮上する。上位2台は後続との差を広げ、優勝争いはこの2台に絞られる格好となるが、トップの大井はコース幅を目一杯に使用して逃げに掛かる。

 レースは途中スピンする車両などもあったが、大きなアクシデントなくフィニッシュを迎え、大井が終盤に独走を見せ優勝、2位には曽根祟二が続き、レース中盤に優勝争いを繰り広げた篠田が3位という結果になった。オフィシャルアンバサダーの松村は4位、関口は11位でレースを終えている。

 なお、このA1市街地グランプリGOTSU2020の模様は、石見ケーブルビジョンの公式YouTubeチャンネルにてライブ配信が行われており、レース終了後の1カ月間はアーカイブとして視聴可能だ。解説はフジテレビF1中継でおなじみの森脇基恭氏が努めているので、こちらもぜひチェックを。


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