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国内レース他 ニュース

投稿日: 2020.12.19 10:15
更新日: 2020.12.19 13:38

スーパーフォーミュラ・ライツ:2020年最終ラウンドは宮田莉朋と阪口晴南がポールを分け合う

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国内レース他 | スーパーフォーミュラ・ライツ:2020年最終ラウンドは宮田莉朋と阪口晴南がポールを分け合う

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の2020年最終ラウンドとなる『2020年 REBELLION 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第15戦/第16戦/第17戦』は12月19日、富士スピードウェイで第15戦/第16戦の公式予選が行われ、激しいアタック合戦の末、第15戦は宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)が、第16戦は阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)がポールポジションを獲得した。

 8月にツインリンクもてぎで開幕した全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権もこれが最終ラウンド。すでに宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)のチャンピオンが前回の鈴鹿で決まっているが、今回、大会冠スポンサーにレベリオン・タイムピースがつき、元F1ドライバーでBuzz & Co Groupのアンバサダーを務める山本左近、そしてBuzz Racing with B-Maxの監督でもある本山哲が参戦するなど、話題にこと欠かないラウンドとなっている。

 そんなスーパーフォーミュラ・ライツ最終ラウンドだが、12月17日から2日間4セッションの専有走行が行われ、17日の専有走行1回目では小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)が、2〜4回目までは宮田がトップタイムをマークしている。

 迎えた12月19日の富士スピードウェイはやや雲が多いなか、9時20分から公式予選がスタートした。この時季ともあり、各車とも計測5周目あたりからタイムが上がりはじめ、宮田が5周目に1分32秒185をマークすると、7周目こそタイムを落としたものの、8周目に1分31秒912にタイムを上げる。

 一方、今回もややタイミングをずらしアタックを行った阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)は、5周目に1分32秒237をマーク。さらに6周目には1分31秒975をマーク。宮田に僅差で迫っていった。各車とも8〜9周のラップをこなし、一度ピットに戻っている。

 各車とも比較的短い時間でピットアウトし、2セット目のタイヤでアタックを行っていくが、ここで宮田と阪口が1分31秒台のタイムをお互いに塗り替え続ける熾烈なアタック合戦を展開する。結果、この予選で最速タイムをマークしたのは宮田で、1分31秒370をマークし第15戦のポールポジションを獲得した。

 しかし、セカンドベストで争われる第16戦のポールポジションを獲得したのは阪口。トップ3は第15戦が宮田、阪口、小高、第16戦は阪口、宮田、小高となった。4番手は第15戦、第16戦とも河野駿佑(RS FINE K&N 320)、5番手は第15戦が入山翔(Albirex-RT)、第16戦は名取鉄平(TODA FIGHTEX)となった。ただし、阪口は専有走行でエンジン交換を行っており、第15戦はグリッド降格になることが予想される。

 注目のベテランふたりは、山本左近が第15戦が9番手、第16戦が8番手。本山哲は2セット目のニュータイヤでのアタックを行わなかったが、第15戦が10番手、第16戦が8番手からスタートする。マスタークラスは、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が第15戦で8番手に食い込み、両戦ともクラスポールを獲得している。

阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)
阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)
小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM'S 320)
小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)
河野駿佑(RS FINE K&N 320)
河野駿佑(RS FINE K&N 320)
名取鉄平(TODA FIGHTEX)
名取鉄平(TODA FIGHTEX)
入山翔(Albirex-RT)
入山翔(Albirex-RT)
今田信宏(JMS RACING with B-MAX)
今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第15戦
公式予選結果

Pos No Cls Driver Car Engine Time
1 36 宮田莉朋 カローラ中京 Kuo TOM’S 320 トヨタ-トムスTAZ31 1’31.370
2 50 阪口晴南 Buzz Racing with B-MAX スピースA41 1’31.542
3 37 小高一斗 カローラ中京 Kuo TOM’S 320 トヨタ-トムスTAZ31 1’32.073
4 35 河野駿佑 RSFINE K&N 320 トヨタ-トムスTAZ31 1’32.423
5 5 入山翔 Albirex-RT 東名TB14F3 2020 1’32.774
6 2 名取鉄平 TODA FIGHTEX 戸田TR-F301 1’32.847
7 3 L.アレン Albirex-RT 東名TB14F3 2020 1’33.169
8 51 M 今田信宏 JMS RACING with B-MAX スピースA41 1’33.496
9 52 山本左近 REBELLION Buzz 320 スピースA41 1’33.538
10 13 本山哲 REBELLION Buzz 320 スピースA41 1’33.662
11 10 M 植田正幸 Rnsports320 スピースA41 1’34.249
12 30 M DRAGON TEAM DRAGON SFL スピースA41 1’34.343

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16戦
公式予選結果

Pos No Cls Driver Car Engine Time
1 50 阪口晴南 Buzz Racing with B-MAX スピースA41 1’31.543
2 36 宮田莉朋 カローラ中京 Kuo TOM’S 320 トヨタ-トムスTAZ31 1’31.564
3 37 小高一斗 カローラ中京 Kuo TOM’S 320 トヨタ-トムスTAZ31 1’32.294
4 35 河野駿佑 RSFINE K&N 320 トヨタ-トムスTAZ31 1’32.638
5 2 名取鉄平 TODA FIGHTEX 戸田TR-F301 1’32.926
6 3 L.アレン Albirex-RT 東名TB14F3 2020 1’33.200
7 5 入山翔 Albirex-RT 東名TB14F3 2020 1’33.221
8 52 0 山本左近 REBELLION Buzz 320 スピースA41 1’33.801
9 13 本山哲 REBELLION Buzz 320 スピースA41 1’33.992
10 51 今田信宏 JMS RACING with B-MAX スピースA41 1’34.207
11 10 M 植田正幸 Rnsports320 スピースA41 1’34.268
12 30 M DRAGON TEAM DRAGON SFL スピースA41 1’34.479

CarNo.51は、シリーズ規則 第19条 2.(走路外走行)違反により、当該タイム(1’33.636)を削除する。


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