国内で唯一、開発競争があるミドルフォーミュラ『JAF-F4』。とはいえ、どのようなカテゴリーなのか、その実態を詳しく知る方はそう多くないのではないだろうか。auto sport本誌では昨年に引き続き、2021年もJAF-F4の魅力を探る『2021 JAF-F4 PADDOCK NEWS』を掲載する。
JAF-F4はF3とFJ1600の間を埋めるカテゴリーとして1993年に誕生し、20年以上の歴史を持つミドルフォーミュラ。古くは道上龍に始まり、塚越広大、平川亮なども、JAF-F4を経て国内最高峰の舞台へと駆け上がっていったドライバーたちだ。近年でも角田裕毅や牧野任祐、大湯都史樹らがJAF-F4からトップカテゴリーへとステップアップを果たしている。
今年の第1回目となる『2021 JAF-F4 PADDOCK NEWS Vol.1』では、「GT500が目標です」と語る20歳の宮下源都に密着した。四輪レース2年目となる宮下は、今季はJAF-F4とともにFIA-F4にもフルエントリーを果たしている成長株だ。
今回のVol.1では第1戦鈴鹿から第4戦SUGOまで宮下に密着し、レースウイーク中の出来事やライバルたちとのバトルに焦点を当てている。若手有望株である宮下の戦いぶりについては下記のPDFを読んでほしい。