レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

国内レース他 ニュース

投稿日: 2021.09.29 19:28
更新日: 2021.09.29 19:38

【コラム】GT500だけじゃもったいない!? 新型フェアレディZの活用法はGT4に……と勝手に妄想

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


国内レース他 | 【コラム】GT500だけじゃもったいない!? 新型フェアレディZの活用法はGT4に……と勝手に妄想

 すでに8月18日にアメリカ向けモデル『Z』が発表され、今冬に日本向けの発表が予定されている新型ニッサン・フェアレディZ。2020年に発表された日産自動車の4カ年計画『NISSAN NEXT』のうちの一台であり、モータースポーツ界でも活躍が期待されている一台です。すでにオートスポーツ本誌が報じているとおり、2022年のGT500ベース車両への採用も噂されていますが、それだけじゃもったいない! というわけで、ちょっぴり噂も出ているGT4の可能性をたっぷり妄想してお届けします。

 S130、Z31、Z32、Z33、そして現在もスーパー耐久で活躍するZ34と、フェアレディZの歴史にはモータースポーツが常に存在しています。もちろんニッサンにはGT-Rという車種も存在しますが、それを補完するような車種がフェアレディZ。GT-Rのモデルレンジが伸びるなか、『NISSAN NEXT』のイメージを引っ張る存在として、モータースポーツでも多くの活躍の場が今後数年設けられるのでは……と予想します。

 すでにオートスポーツ本誌No.1560でもお届けしたとおり、GT500のベース車両に採用されるのではないか……? という噂も存在します。それも日本市場へのフェアレディZ販売がスタートするであろう2022年からの投入が有力。まあこれも聞いた話でしかないのですが、「すでに走っている」なんて噂すらあります。

 しかし! それだけじゃもったいない……と思うのは筆者が貧乏性だからでしょうか。スーパーGTはもちろん世界に名だたるシリーズのひとつですが、グローバルに使えるレーシングカーがあれば、特にZの人気が高いアメリカを中心にユーザーはけっこう多いはず。

 そこでフェアレディZにピッタリではないか……? と思われるカテゴリーとして妄想するのはGT4。いまや世界各国のレースシリーズで採用されており、マーケットは広大。ちなみに過去には海外でZ34のGT4バージョン『370Z GT4』が走っており、いまやカテゴリーとして成熟したGT4にふたたび打って出るのはアリではないかと。

 ヨーロッパならばSROモータースポーツ・グループが展開するGT4ヨーロッパ、イギリス、フランスの各GTシリーズ、ドイツならDTMトロフィー等々。アメリカでもGT4を使っているシリーズはたくさんあります。日本でもスーパー耐久のST-Zに参戦可能。GRスープラGT4や外国スポーツカーとの対決なんてワクワクしませんか? ZでGT500とGT4、GT-RでGT3とラインアップがあれば理想的じゃないでしょうか?

 ちなみにコレ、取材を何もしていないただの妄想……というわけでもなくて、「ZのGT4? 出るでしょ」なんて噂もあちこちから聞いていながらの予想です。

 とはいえニスモさんに直球で聞いても「ん? 鶴見で今作ってるよ」なんて答えていただけるワケもないわけで。なので、GT4ならこんな感じになるはず……という予想をもとにイメージデザインも作ってみました。当然まんまこうなるワケではありませんので悪しからず。さらに言えばただの妄想なので、GT4バージョンがまったく出ないかもしれないワケで。クレームはご容赦くださいね!

 GT4は市販ベースでそこまで改造範囲が多いわけでもありませんが、予想イメージを作ってみたら、自分で言うのもアレですがけっこうレーシーな雰囲気。いや、けっこう盛りすぎたかも……? いずれにしても、市販車が発表される冬には何かしらモータースポーツに関してもアナウンスがあるはず! GT500とともに楽しみにしましょう。『やっちゃえNISSAN』でぜひ作っていただければ、ファン的には嬉しいです。

過去にグランツーリスモとコラボしたGTアカデミーでも若手ドライバーがドライブしていた370Z GT4
過去にグランツーリスモとコラボしたGTアカデミーでも若手ドライバーがドライブしていた370Z GT4
今冬に日本向けのアナウンスが予定されている新型フェアレディZ。写真はアメリカ向けZ
今冬に日本向けのアナウンスが予定されている新型フェアレディZ。写真はアメリカ向けZ
スーパー耐久第5戦鈴鹿 スタート直後、織戸学が駆るD'station Vantage GT4
スーパー耐久第5戦鈴鹿 スタート直後、織戸学が駆るD’station Vantage GT4とST-Zの争い


関連のニュース