2月22日、アルピーヌ・ジャポンは2022年シーズンのJAF全日本ジムカーナ選手権に、アルピーヌA110Sで参戦する山野哲也（チームドライビングマジック）をサポートし、22度目のシリーズチャンピオン獲得を応援すると発表した。
2004年から2006年まで、異なる車両で3年連続のJGTC／スーパーGT GT300クラスチャンピオンを獲得するなど、サーキットでも印象的な活躍をみせてきたほか、国内外でさまざまな実績を残してきた山野。その最も大きな功績が、21回のチャンピオンを獲得した全日本ジムカーナ選手権での活躍だ。
そんな山野は、王座防衛となる2022年に向け車両をスイッチ。アルピーヌA110SでF全日本ジムカーナ選手権に参戦し、22度目のシリーズタイトル獲得に挑戦することになった。この挑戦に向け、アルピーヌ・ジャポンではアルミを使用した軽量なシャシー、正確なハンドリングが特長のアルピーヌA110Sを山野に提供。挑戦をサポートする。
「2022年から、新しいチャレンジが始まります。2ペダル＋エレクトリックパーキングブレーキ（EPB）という、手動パーキングブレーキが必須のジムカーナでは常識外れとも言えるクルマで、JAF全日本ジムカーナ選手権に参戦します」と山野。
「AT免許取得者の増加、MT車の減少、EPB車の増加など、クルマを取り巻く環境は、相当なスピードで変化しています。山野哲也というドライバーを育ててくれたジムカーナに感謝し、恩返しするためには、ジムカーナの普及発展が欠かせません。そのためには、現在のクルマを取り巻く状況を受け入れ、新たなジムカーナの世界を切り開く必要があります」
「今年選択したマシンは、アルピーヌA110Sです。コンパクトで優れたハンドリングをみせるフレンチを全日本チャンピオンマシンに伸し上げるべく、また通算22度目のタイトル獲得につながるよう、チーム力を発揮し、全力で戦います」
おなじみのピンクを主体としたエクセディカラー、そしてブリヂストン／ポテンザの組み合わせのアルピーヌを駆り、山野が偉業達成を目指す。
チームドライビングマジック 2022年全日本ジムカーナ参戦体制
カテゴリー：JAF全日本ジムカーナ選手権
クラス：JG10
マシン：アルピーヌA110S
エントリー車名：EXEDY12DA110S
エントラント：チームドライビングマジック
ドライバー：山野哲也
メンテナンスガレージ：エスカランド
チーフエンジニア：山崎登
