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国内レース他 ニュース

投稿日: 2022.04.24 19:17
更新日: 2022.04.24 19:19

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6戦はファイナルラップに逆転劇。小高一斗が3勝目

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国内レース他 | 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6戦はファイナルラップに逆転劇。小高一斗が3勝目

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6戦は4月24日(日)、三重県の鈴鹿サーキットで17周の決勝レースが行われ、フロントロウからスタートを決めた太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)が16周をリードするも、ファイナルラップに小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)が逆転。今季3勝目を飾った。

 スタートでは、2番手から発進した太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)が好ダッシュを決めトップで1コーナーに。小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)、そして3番手には4番手スタートの古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)が、4番手には菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)つける。一方3番手スタートの野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)はポジションを落とし6番手でオープニングラップを終えた。

 この週末で最も長い17周のレースだが、序盤は太田が2番手の小高とのギャップを築いていくも、ユーズドのレインタイヤを履いていた太田に対し、7周目に小高がファステストラップを更新すると、少しずつトップ2のギャップが縮まっていった。14周を過ぎる頃には、小高が太田のテールにまで接近し揺さぶりをかけた。また太田がブロックラインを取り始めると、古谷も接近し3台の首位争いとなる。

 ファイナルラップ、太田は1コーナーからS字までリードを保つも、ダンロップカーブにかけて小高が豪快にインに入っていく。太田はデグナーにかけてディフェンスを試みるが、小高がマシンをスライドさせながらもデグナーひとつめで先行を果たした。

 小高は逆転の勝利に渾身のガッツポーズをみせながらチェッカーを受け、今季3勝目を飾った。2位は太田で、鈴鹿大会では全戦表彰台を獲得。3位は2戦連続の表彰台となった古谷となった。4位は菅波、5位は平良、6位は野中という結果に。ファステストラップは終盤2分12秒161を記録した7位の木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)となった。

 マスタークラスは、直前のスーパーフォーミュラで松下信治(B-Max Racing Team)が優勝し、チームオーナーとしての喜びのままレースに臨んだDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)が優勝を飾った。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第6戦鈴鹿 決勝結果

Pos. No. Driver Car Engine Laps Grid
1 37 小高一斗 Kuo モビリティ中京 TOM’S 320 トムスTAZ31 17 1
2 2 太田格之進 HFDP WITH TODA RACING スピースA41 17 2
3 36 古谷悠河 Deloitte. HTP TOM’S 320 トムスTAZ31 17 4
4 50 菅波冬悟 Byoubugaura B-MAX Racing 320 スピースA41 17 7
5 38 平良響 Kuo モビリティ中京 TOM’S 320 トムスTAZ31 17 6
6 35 野中誠太 PONOS Racing TOM’S 320 トムスTAZ31 17 3
7 1 木村偉織 HFDP WITH B-MAX RACING スピースA41 17 5
8 10 元嶋成弥 Rn-sports 320 スピースA41 17 8
9 63 平木玲次 HELM MOTORSPORTS 320 東名TB14F3 2020 17 9
10 62 平木湧也 HELM MOTORSPORTS 320 東名TB14F3 2020 17 12
11 30 DRAGON(M) TEAM DRAGON B-MAX 320 スピースA41 17 11
12 4 今田信宏(M) JMS RACING with B-MAX スピースA41 17 10
13 11 植田正幸(M) Rn-sports 320 スピースA41 17 13

天候:雨 路面:ウエット
ファステストラップ:木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING) 2’12.161 16/17

スーパーフォーミュラ・ライツ第6戦のスタートシーン
スーパーフォーミュラ・ライツ第6戦のスタートシーン
太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)
太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)
小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)
小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)
第6戦表彰台
第6戦表彰台
レース後、小高一斗と太田格之進が握手を交わす
レース後、小高一斗と太田格之進が握手を交わす
菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)
菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)


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