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国内レース他 ニュース

投稿日: 2022.06.19 16:16
更新日: 2022.06.19 16:17

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第12戦SUGOは小高一斗が3連勝。TOM’Sがトップ4独占

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国内レース他 | 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第12戦SUGOは小高一斗が3連勝。TOM’Sがトップ4独占

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4大会は6月19日、12時35分から宮城県のスポーツランドSUGOで第12戦の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)が優勝。TOM’Sがトップ4を独占する結果となった。TOM’Sの表彰台独占は2009年以来13年ぶり。

 9時31分にチェッカーを迎えた第11戦から3時間あまりで迎えた第12戦の決勝。午前に比べ雲が増えるなか、12時35分にフォーメーションラップがスタートしたが、今回は前日の第10戦の結果がグリッドとなっており、ポールポジションはこれまで連勝中の小高、2番手は平良響(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)、3番手は平木玲次(HELM MOTORSPORTS 320)がつけた。

 迎えたスタートでは、第10戦に続きアクシデントが起きた。ポールポジションの小高、2番手スタートの平良は順当に1コーナーに入るが、3番手の平木玲次のスタートがやや遅れ、野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)が続く。

 一方後方では、9番手スタートの川合孝汰(Rn-sports 320)と10番手スタートの太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)が1コーナー進入で接触。川合は足回りを破損しスピン、平木湧也(HELM MOTORSPORTS 320)にもわずかに接触し停止した。

 さらに、この接触でアウト側に進路をとった太田のアウト側には11番手スタートの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)がおり、木村はダートに出てフロントウイングを痛めてしまう。平木湧也、木村はピットに戻り、木村はフロントウイング交換を行うが、川合のストップによりセーフティカーランとなったことから、ラップダウンにならず隊列に復帰した。

 レースは川合車の車両回収の後、5周目にリスタートを迎えるが、首位の小高に2番手の平良、3番手の野中が接近。やや離れて古谷が続くが、後方からはリスタート後に一気にポジションを上げてきた太田が接近。古谷と太田のバトルになっていく。

 ただ上位陣の戦いは最後まで順位が変わることはなく、小高が2.347秒のマージンを保ち優勝。SUGO大会で3連勝を飾った。2位は平良、3位は野中、そして4位争いは古谷が制し、TOM’Sがトップ4を独占した。TOM’Sの表彰台独占は2009年にマーカス・エリクソン、井口卓人、国本雄資の3台で参戦していた以来となる。5位は太田、そして6位はフロントの交換後追い上げた木村となった。マスタークラスは今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が3連勝を飾っている。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第12戦 スポーツランドSUGO 決勝結果

Pos. No. Driver Car Engine Laps Grid
1 37 小高一斗 Kuo モビリティ中京 TOM’S 320 トムスTAZ31 19 1
2 38 平良響 Kuo モビリティ中京 TOM’S 320 トムスTAZ31 19 2
3 35 野中誠太 PONOS Racing TOM’S 320 トムスTAZ31 19 4
4 36 古谷悠河 Deloitte. HTP TOM’S 320 トムスTAZ31 19 5
5 2 太田格之進 HFDP WITH TODA RACING スピースA41 19 10
6 1 木村偉織 HFDP WITH B-MAX RACING スピースA41 19 11
7 63 平木玲次 HELM MOTORSPORTS 320 東名TB14F3 2020 19 3
8 50 菅波冬悟 Byoubugaura B-MAX Racing 320 スピースA41 19 12
9 4 今田信宏(M) JMS RACING with B-MAX スピースA41 19 6
10 30 DRAGON(M) TEAM DRAGON B-MAX 320 スピースA41 19 7
R 62 平木湧也 HELM MOTORSPORTS 320 東名TB14F3 2020 1 8
R 10 川合孝汰 Rn-sports 320 スピースA41 0 9

天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320) 1’15.426 15/19
ペナルティ:※No.10の車両は、2022全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則 第15条1.1)(危険なドライブ行為(他車への接触)により、ペナルティストップ30秒を課したがリタイヤにより未消化。

第12戦 スタート
第12戦 スタート
リタイアを喫した川合孝汰(Rn-sports 320)
リタイアを喫した川合孝汰(Rn-sports 320)
小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)
小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)
古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)
古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)
第12戦 表彰台
第12戦 表彰台
木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)
木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)
第12戦で表彰台を独占したTOM'S勢
第12戦で表彰台を独占したTOM’S勢


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