トヨタテクノクラフト(TRD)は、1月13〜15日に千葉県の幕張メッセで開催されている東京オートサロン2017で、新たなレーシングエンジン『TRD-BIZ001』を展示した。
TRDは、トヨタ車のカスタマイズパーツや特装車両の開発を行う一方、トヨタのモータースポーツ活動における技術開発を担当。これまで世界中で多くのレーシングエンジンを作り出してきた。
近年の日本のモータースポーツでは、TRDはスーパーGT500クラスに参戦するレクサスRC F、スーパーフォーミュラで使用されるトヨタRI4Aエンジンを開発しているが、このRI4Aと同じ排気量となる2リッター直4直噴ターボエンジンが、東京オートサロンの会場に展示された。
開発コード『TRD-BIZ001』と名付けられたこのエンジンだが、TRDによれば「過去のレーシングエンジンのノウハウを活用した一般市販用レーシングエンジン」だという。だが、話を聞いてみると、「現在のところ特定の参戦カテゴリーを意識したエンジンではない」という。
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