スーパー耐久第4戦オートポリスのエントリーリスト発表。ST-XにPLUS BMW M4が新規参戦

　7月22日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankookを運営するスーパー耐久機構（STO）は、7月30～31日に大分県のオートポリスで開催されるシリーズ第4戦『スーパー耐久レース in オートポリス』のエントリーリストを発表した。

　7月9～10日に宮城県のスポーツランドSUGOで第3戦が行われ、Gr-2ではST-3クラスのトップ争いを制したエアバスターWINMAX RC350 55ガレージ TWSが今季初優勝、Gr-1ではST-XクラスのGrid Motorsport AMG GT3がチーム初優勝を挙げるなど、今季も熱い戦いが繰り広げられているスーパー耐久シリーズ。

　迎える第4戦は九州地方での一戦となり、大分県のオートポリスにて全クラス参加の5時間レースが行われる。今回は台数調整によりホンダ・フィットやマツダ・デミオ、ロードスターが争うST-5クラスが不参加クラスとなるも、計46台が参戦を行う。

　FIA-GT3マシンが使用されるST-Xクラスには今季最大台数となる9台がエントリー。第3戦SUGOに参加した7台に加え、第4戦オートポリスにはPLUS RACINGから555号車PLUS BMW M4が新規参戦することになり、ドライバーは山口智英／荒聖治／坂本裕也が務める。

　また、年間エントリーを行っているも、WEC世界耐久選手権との日程重複により参戦をスキップしていたD’station Racingの777号車D’station Vantage GT3も今季初参戦を果たす。ドライバーは星野敏／藤井誠暢／近藤翼のトリオだ。

　こちらも9台での争いとなるGT4マシンのST-Zクラスには、第3戦にも参戦した8台に加え、Audi Team AS Sportの505号車RED SEED Audi R8 LMS GT4が第2戦富士24時間以来のエントリーを行う。ST-TCRにはホンダ・シビック・タイプR TCRを使用する2チームが参加する。

　メーカーの開発車両が参戦するST-Qクラスには6台がエントリー。第3戦を車両素性の把握のため欠場したORC ROOKIE Racingの28号車ORC ROOKIE GR86 CNF Conceptも今戦から復帰。また、Max Racingの244号車ニッサンZ Racing Conceptも九州初上陸を果たす。

　ST-1クラスは前戦同様の3台が引き続きクラス優勝を賭けて争う。そして第3戦では台数調整により不参加クラスとなったST-2には、ミツビシ・ランサーエボリューションやスバルWRX STI、トヨタGRヤリス、ホンダ・シビック・タイプRの計7台が引き続き参戦を行う。

　また、トヨタ・クラウンRS、ニッサン・フェアレディZ、レクサスRC350の3車種が接戦を繰り広げるST-3には6台がエントリー、トヨタGR86、ホンダ・インテグラ・タイプRが争うST-4には4台がエントリーしている。8クラス計46台のドライバーラインアップなどは以下のとおりだ。

■ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第4戦『スーパー耐久レース in オートポリス』エントリーリスト（7月22日時点）

■ST-X（9台）

■ST-Z（9台）

■ST-TCR（2台）

■ST-Q（6台）

■ST-1（3台）

■ST-2（7台）

■ST-3（6台）

■ST-4（4台）