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国内レース他 ニュース

投稿日: 2022.09.24 14:42

スーパーフォーミュラ・ライツ第16戦は太田格之進がポール・トゥ・ウイン。王座争いの差を縮める

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国内レース他 | スーパーフォーミュラ・ライツ第16戦は太田格之進がポール・トゥ・ウイン。王座争いの差を縮める

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6ラウンドは9月24日、岡山国際サーキットで第16戦の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)が1周目の攻防を制し、今季3勝目を記録。ポールポジションとファステストラップの1ポイントずつも奪い、チャンピオン争いの差を縮めた。

 午前に行われた公式予選の後、GTワールドチャレンジ・アジアの予選やBMW & MINI Racingの走行を経て迎えた第16戦の決勝レース。午前に比べやや雲が増えたものの、晴天のなか25周で争われる第16戦の決勝を迎えた。

 スタートでは、2番手グリッドの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が好発進をみせ、1コーナーに向けて太田のインに入っていくものの、太田がギリギリの攻防の末に1コーナーを制しトップでオープニングラップを終える。2番手には木村、3番手には小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)とグリッドどおりの1周目となるが、4番手にはオープニングラップに菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)をかわした野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)が浮上していく。

 トップの太田は6周目に1分23秒588を記録しファステストラップをマークするが、その後上位陣の争いは膠着状態となっていく。そんななか、中盤には2番手の木村がトップの太田をわずかに縮めるものの、太田は25周のレースでトップを譲ることなくフィニッシュ。オートポリスでの第8戦以来となる今季3勝目を飾った。

 2位は木村、3位は小高となったが、チャンピオン争いでは太田が優勝+ファステストラップ+ポールポジションで12点を加算する一方、小高は5点という結果に。今季は有効ポイント制が採用されているがその差を縮め、トータルでは6点差に縮めることになった。

 マスタークラスは、序盤から今田信宏(JMS RACING with B-MAX)とDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)の接近戦が展開されたものの、今田が最後までトップを譲らず。今季10勝目を飾り、自らの誕生日を祝うことになった。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会岡山 第16戦スタート
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会岡山 第16戦スタート
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会岡山 第16戦スタート直後の太田格之進と木村偉織の攻防
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会岡山 第16戦スタート直後の太田格之進と木村偉織の攻防
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会岡山 第16戦3位の小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会岡山 第16戦3位の小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会岡山 第16戦マスタークラス優勝の今田信宏(JMS RACING with B-MAX)
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会岡山 第16戦マスタークラス優勝の今田信宏(JMS RACING with B-MAX)
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会岡山 第16戦を終え握手をかわす太田格之進と木村偉織
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会岡山 第16戦を終え握手をかわす太田格之進と木村偉織

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会
第16戦岡山国際サーキット 決勝結果(編集部集計)

Pos. No. Driver Car Engine Laps Grid Qualify
1 2 太田格之進 HFDP WITH TODA RACING スピースA41 25 1 1’21.137
2 1 木村偉織 HFDP WITH B-MAX RACING スピースA41 25 2 1’21.138
3 37 小高一斗 Kuo モビリティ中京 TOM’S 320 トムスTAZ31 25 3 1’21.156
4 35 野中誠太 PONOS Racing TOM’S 320 トムスTAZ31 25 5 1’21.477
5 50 菅波冬悟 Byoubugaura B-MAX Racing 320 スピースA41 25 4 1’21.401
6 38 平良響 Kuo モビリティ中京 TOM’S 320 トムスTAZ31 25 6 1’21.739
7 36 古谷悠河 Deloitte. HTP TOM’S 320 トムスTAZ31 25 9 1’21.379
8 10 元嶋成弥 Kデンタルオフィス Rn スピースA41 25 8 1’22.145
9 98 R.メリ B-MAX Racing 320 スピースA41 25 7 1’22.079
10 4 今田信宏(M) JMS RACING with B-MAX スピースA41 25 10 1’23.430
11 30 DRAGON(M) TEAM DRAGON B-MAX 320 スピースA41 25 11 1’23.468

天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:太田格之進(HFDP WITH TODA RACING) 1’23.588


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