国内で唯一、開発競争があるミドルフォーミュラ『JAF F4』。とはいえ、どのようなカテゴリーなのか、その実態を詳しく知る方はそう多くないのではないだろうか。auto sport本誌では昨年に引き続き、2022年もJAF F4の魅力を探る『2022 JAF F4 PADDOCK NEWS』を掲載する。
JAF F4はF3とFJ1600の間を埋めるカテゴリーとして1993年に誕生し、20年以上の歴史を持つミドルフォーミュラ。古くは道上龍に始まり、塚越広大、平川亮なども、JAF F4を経て国内最高峰の舞台へと駆け上がっていったドライバーたちだ。近年でも角田裕毅や牧野任祐、大湯都史樹らがJAF F4からトップカテゴリーへとステップアップを果たしている。
2022年の第4回目となる『2022 JAF F4 PADDOCK NEWS Vol.4』では、現在開発が進められている新型車両をピックアップ。名門東京アールアンドデー(東京R&D)がJAF F4用のマシンを開発するのは2010年の『RD10』以来、実に12年ぶりとなる。
注目の新型車両の名称は『RD22W』。このマシンは来季2023年のシリーズ第2戦をあたりを目標に実戦テストを行い、その結果を踏まえて受注とデリバリーが開始される予定だ。しかし、なぜ今東京アールアンドデーはJAF F4車両を新たに開発しているのだろうか。その理由とマシン開発現場や車両についての詳細については下記のPDFを読んで欲しい。