MotoGPドライバー

MotoGP | カル・クラッチロー 2020年

カル・クラッチロー

イギリス / LCRホンダ・イデミツ/カストロール /

ゼッケンNo. :35

◆生年月日:1985年10月29日
◆出身:イギリス

■カル・クラッチロー プロフィール

 カル・クラッチロー(LCRホンダ・カストロール)はイギリス ウェスト・ミッドランズ州コベントリー出身のライダー。1985年生まれの34歳。ひざに怪我を負うまではサッカー選手を目指しており、複数の名門サッカークラブのトライアルにも参加していた。

 その後、バイクレーサーだった父の影響を受けてバイクに乗り始める。1999年にUKジュニア・チャレンジでチャンピオンを獲得。2001年から2003年にかけてアプリリアやヤマハのメーカーズカップに参戦すると、2004年からはブリティッシュ・スーパースポーツに参戦。2006年にはチャンピオンに輝いた。

 2007年から2008年はブリティッシュ・スーパーバイク(BSB)に参戦。翌2009年にスーパースポーツ世界選手権(WSS)に戦いの場を移す。クラッチローはWSSのデビューイヤーである2009年シーズン、チャンピオンを獲得している。2010年はスーパーバイク世界選手権(SBK)にステップアップし、3勝を挙げてランキング5位を獲得した。また、2008年にはMORIWAKI MOTUL RACINGから鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦し、6位に入っている。

 ここまで主に市販車をベースとしたマシンで争うWSSやSBKに参戦してきたクラッチローだったが、2011年、ロードレース世界選手権MotoGPクラスにデビュー。プロトタイプマシンで争う世界に身を投じることになる。チームはヤマハのサテライトチーム、モンスター・ヤマハ・テック3だった。クラッチローはこのシーズン、4位というベストリザルトを残してルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。

 2012年シーズンも引き続きモンスター・ヤマハ・テック3から参戦し、第12戦チェコGPでは自身初の3位表彰台を獲得。2013年シーズンは4度の表彰台を獲得した。翌2014年にはドゥカティのファクトリーチームへ移籍。1シーズンを戦った。

 2015年にはホンダのサテライトチーム、LCRホンダへ移籍。2016年シーズン第11戦チェコGPで、MotoGPにおける自身初優勝を飾った。これはイギリス人ライダーが挙げた、35年ぶりの勝利だった。この優勝を含め、2019年シーズンまでにクラッチローはMotoGPクラスで3勝を挙げている。また、2018年シーズンから中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)をチームメイトとしており、中上のルーキーイヤーにはよく彼にアドバイスなどを送っていたという。

 2018年シーズン第17戦オーストラリアGPでは、金曜のフリー走行で転倒。右足に深刻な怪我を負った。この年のオフシーズン中、この怪我からの回復に努めたクラッチローは、翌2019年シーズンのオーストラリアGPを2位で終えたプレスカンファレンスで、前年の転倒が選手生命を脅かすほどのものだったことを明かしている。こうした怪我を乗り越えて戦った2019年シーズンだった。

 2020年シーズンも引き続きLCRホンダ・カストロールから参戦。HRCと契約を結び、ファクトリーマシンが供給され、テストなどの仕事も担う。開幕前の状況としては、ファクトリーチームのマルク・マルケスはオフシーズン中に右肩に手術を受けてフィジカル面が万全ではなく、そのチームメイトであるアレックス・マルケスはMotoGPクラスルーキーという状況。少なくともセパン公式テスト時点では、クラッチローが2020年型ホンダRC213Vのテストの役割を大きく担っていたと見られる。そのキャラクターでファンに親しまれているクラッチロー。今季の活躍も楽しみなところだ。

(TEXT:Eri Ito)

■MotoGP通算戦績
初戦:2011年カタールGP
初ポールポジション:2013年オランダGP
初ファステストラップ:2012年スペインGP
初表彰台:2012年チェコGP
初勝利:2016年チェコGP
優勝:3
2位表彰台:6
3位表彰台:10
表彰台:19
ポールポジション:4
決勝ファステストラップ:4
ワ-ルドチャンピオン:0

■MotoGP:2019年シーズン戦績
出場:19回
優勝:0回
2位:1回
3位:2回
ポールポジション:0回
バイク:Honda
獲得ポイント:133
ランキング:9位

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