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F1 ニュース

投稿日: 2017.03.20 16:13
更新日: 2017.03.20 16:14

【あなたは何しに?】メルセデスへのボッタス移籍で、フィンランドにF1ブームが再熱

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F1 | 【あなたは何しに?】メルセデスへのボッタス移籍で、フィンランドにF1ブームが再熱

 ウインターテストには、普段グランプリでは見かけない人々と出会うことが少なくない。そんな人たちに、「あなたは何しに、カタロニア・サーキットに来たのか?」を尋ねてみる特別企画。今回は、すでにかつてトヨタF1でレースエンジニアを務めていたオッシ・オイカリネン。 

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「コンニチワ」と、F1バルセロナ合同テストが行われていたカタロニア・サーキットのパドックで背後から声をかけられた。振り返ると、見覚えのある北欧の人が立っていた。オッシ・オイカリネンである。かつてトヨタがF1に参戦していたとき、クリスチアーノ・ダ・マッタやヤルノ・トゥルーリのレースエンジニアを務めていた人物だ。

 2006年にトヨタからBMWザウバーへ移籍し、09年にフェラーリへ。13年からドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)に戦いの舞台を変え、昨年からは地元フィンランドのテレビ局「MTV」のテクニカルコメンテーターを務めている。

 そのオイカリネンが、今年のバルセロナ・テストに来ていた。当然ながら、理由はチャンピオンチームであるメルセデスAMGにバルテリ・ボッタスが移籍して、フィンランドのF1ブームが再燃しているからである。

「バルテリだけじゃないよ。今年はフェラーリも調子が良さそうだから、キミ(・ライコネン)にも注目が集まっている」と笑顔で話すオイカリネン。バルセロナのテストは4日間が2回の合計8日間あったが、そのうち、じつに5日間はフィンランド人ドライバーがその日のトップタイムを記録していたほど。オイカリネンが笑顔だったのも無理はない。


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