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F1 ニュース

投稿日: 2017.03.24 11:28
更新日: 2017.03.24 11:31

“フェルスタッペン・ルール”が撤廃。FIA、F1ドライバーのバトルを促進

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F1 | “フェルスタッペン・ルール”が撤廃。FIA、F1ドライバーのバトルを促進

 2017年、FIAはドライバーにコース上でより自由にバトルをさせるための取り組みとして、ブレーキングゾーンでの行動を規定する”マックス・フェルスタッペン・ルール”を撤廃することを決めた。

 フェルスタッペンが時折見せた、ブレーキング中のポジション防御の動きについて苦情が寄せられ、昨シーズン終盤にFIAはドライバーのホイール・トゥ・ホイールの戦いに関する規則を明確化した。

 明確化に際して行われた変更により、セバスチャン・ベッテルはメキシコGPでのダニエル・リカルドへの防御に対してペナルティを受けることになった。しかし冬の間にFIAは、ドライバーが互いにより自由なレースをできるようにしたいという姿勢を明らかにした。

「いわゆる”フェルスタッペン・ルール”はなくなったので、昨年目にしたいくつかのインシデントは、(今年は)わずかに異なるやり方で処理されるかもしれない」とF1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは今週末のオーストラリアGPを前に述べた。

「以前は、ブレーキング中のいかなる動きも調査の対象になるとしていた」

「これからは、シンプルなルールが適用される。実質的には、ドライバーが不規則な動きをする、不必要に遅く走行する、他のドライバーを危険な目に合わせるような行動をとるといった場合は、調査の対象になるという規則だ」
「自由度がとても高いルールになるわけだ」

「昨年の我々のレギュレーション解釈の仕方では、ブレーキング時にラインを変えるのは潜在的な危険があるため、毎回スチュワードに報告されることになるという規定を単純に適用していた」

「これからはそれぞれのインシデントはそれが危険な行為だったか否かという基準だけで対処され、必ずしもブレーキング中にラインを変えたからという理由で調査がされることはない」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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