ルノーF1のドライバーであるジョリオン・パーマーとニコ・ヒュルケンベルグによると、チームは2017年シーズン末にはトップから4番目に速いマシンを手に入れられるという。
ワークスチームとしてF1に復帰して2年目となる今シーズン、ルノーはコンストラクターズ選手権5位を目標に掲げている。これはウイリアムズ、フォース・インディア、トロロッソ、ハースといった中団グループでの接戦に勝つことを意味する。シーズン開幕戦のオーストラリアGPではニコ・ヒュルケンベルグが11位でフィニッシュし、惜しくもポイントを逃した。
マクラーレンはエンジンパートナーであるホンダとの関係に問題を抱えており、上位のフェラーリ、メルセデス、レッドブルに続くポジションを、小規模チームが獲得する可能性も出てきた。
パーマーは、マニュファクチャラーとしてのルノーのリソースをもってすれば、シーズン終了までに中団グループのトップに浮上することが可能だと話す。
「目標はトップ5入りだが、シーズンスタート時点のいまも、かなり近いところにいる。ものすごい接戦になっているなかでウイリアムズが少し先行しているけれど、僕らにはシーズンをとおして開発を進め、4位を狙えるだけのリソースがある。シーズンの最終結果としてはともかく、終盤戦のパフォーマンスという意味では可能だろうね」
昨シーズンを走ったルノーのマシンは、ロータスの2015年モデルを改良したものだった。チームが初めてすべてを手掛けた新型マシンの進化に、期待しているとパーマーは言う。
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