レッドブルF1チームのダニエル・リカルドがライバルであるフェラーリとメルセデスのオンボード映像を確認したところ、チームの主な弱点はリヤのダウンフォース不足にあることが判明したという。
オーストラリアGPでのリカルドと、チームメイトのマックス・フェルスタッペンは優勝争いに絡むことができず、開幕戦は期待はずれの結果に終わった。レッドブルは『RB13』のどの部分を改善できるかを把握するため、取り組みを行っている。
しかし、アルバートパーク・サーキットのレースで撮影されたフェラーリとメルセデスのオンボード映像を見たリカルドには、彼らの強みがどこにあるのかがすべてわかったという。中国GP開催直前の上海で、リカルドは以下のように語っている。
「現時点で僕たちには、十分なリヤのグリップがない。つまり、基本的にダウンフォースの問題だね。ただ正直に言うと、ダウンフォースが足りていないのか、それともマシンを正しくセットアップできていないだけなのかどうかが、僕にはわからない」
「僕は、ダウンフォースを最大限に引き出せていないと感じている。(メルボルンでの)フェラーリやメルセデスのオンボード映像を見ると、彼らは僕らよりもリヤのグリップを得ているようだ。おそらく僕たちには、彼らほどのグリップがない。それだけだ」
「セットアップやライドハイトなどによって、ダウンフォースを最大限に引き出せるほどには、僕たちはまだマシンを十分に理解できていないと思う」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています