4月7日、F1中国GPのフリー走行1回目が行なわれた。セッション開始の1時間ほど前に雨は上がったものの、前日からしとしと降り続いた雨の影響で現地時間午前10時のFP1開始時の路面コンディションはダンプ。開幕前テストを除けば、今シーズン初のウエットタイヤでの走行となった。気温13度、路面温度15度という寒さの中での走行開始だ。
開始直後から10台がウエットタイヤを履いてインストレーションチェックに出て行ったが、セッション運営に義務づけられている医療ヘリが飛べないことが判明したため3分後に赤旗。テレビ中継用のヘリは飛んでいるが、約30km離れた搬送先の病院がある上海市内の視界が良くないための措置だ。少なくとも30分はディレイになるとの報告がなされたため、どのドライバーもコクピットから降りて待機することとなった。
10時47分、ようやくコンディションが回復しセッション再開。多くのマシンがウエットタイヤでコースインしたが、開幕前のウエットテストが充分にできていないフェリペ・マッサやケビン・マグヌッセンなどはインターミディエイトでコースイン。
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