カルロス・サインツJr.は、チームメイトのマックス・フェルスタッペンとのライバル関係がトロロッソのグリッド順位を上げたと考えている。
イタリアを本拠地とするトロロッソは、ルノー製パワーユニットの信頼性と馬力不足によって絶好調とは言えない2015年シーズンを過ごし、コンストラクターズランキングではロータスに11ポイント劣る、7位に終わった。フェルスタッペンは同じルーキーでチームメイトのサインツに31ポイントの大差をつけて、49ポイントを獲得してドライバーズランキングは12位。サインツは15位で、リタイア回数を比較するとフェルスタッペンより3回多かった。
サインツは「マックスがF1に向けて準備万端だったのは知っていた。(シーズンが始まるまで)僕らは同じ境遇にあり、一生懸命に戦うと話した。これほどまでに似たようなデータを持つチームメイトには出会ったことがない。どのコーナーでも同じスピードで走っていて、何もかもがそっくりなんだ。お互いから学び合い、対抗してきたことでチームも前進し、本来の位置よりも前に出られていたのかもしれない」と、英国オートスポーツに対して語った。
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