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F1 ニュース

投稿日: 2017.04.12 08:00
更新日: 2017.04.12 08:03

【今宮純のキャッチポイント】バーレーン勝者はタイトルを制す!?驚異の獲得率75%

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F1 | 【今宮純のキャッチポイント】バーレーン勝者はタイトルを制す!?驚異の獲得率75%

バーレーン勝者のタイトル獲得率75%!
得意コースのライコネン、マッサに注目

 ふたりは同点、2チームは1点差、2強が互角のまま第3戦バーレーンGPへ。これまでルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルはイーブンの2勝とポールポジション2回、過去の戦績も互角。やってもらおう、今年最初の決戦──。

 2014年からナイトレースになり、日没時間の午後6時スタート。日中は30℃を超える砂漠地域も気温は下がり、昨年は23℃、15年は26℃、14年は24℃だった。陽ざしがなくなれば、路面温度は気温プラス10℃くらいにまで徐々に下落する。意外に涼しい夜のバーレーン。

 先週の上海はスタート時点で気温12℃、路面温度15℃、過去5年で最も寒いウエットコンディションだった。雨と霧とスモッグから、連戦の今週は一変して夜空に星が輝く下でのナイトレース。“舞台装置”が次々に転換していくワールドツアー序盤戦なのだ。

 最近の傾向として高め温度領域でフェラーリはタイヤマネージメントを含めたパフォーマンスが安定し、ベッテルは晩夏の初戦オーストラリアGPでメルセデスを打破した。そして、低温条件の中国GPでも絶対王者を誇ってきた相手に挑んでいけた。

注目したのは終盤にハミルトンと何度もファステストラップを叩き合い、0.045秒差の2位自己ベストタイムをマークしたこと。グランドスラム完全優勝の相手に、彼とフェラーリは勝るとも劣らないパフォーマンスを示した。

 開幕2戦でフェラーリSF70Hの真価が理解できた。長所はそのままさらに伸ばし、短所を補ってきたところが目新しい。こうした進化を可能にしたのはかつての大物デザイナーであり、ミハエル・シューマッハーとともに黄金期を築いたロリー・バーン氏が復職し、新たな開発陣に加わったからだろう。

 シーズンオフの間、ジェームス・アリソン離脱が騒がれたが人材補強に動かなかった彼らのもとに、大物デザイナーの存在があった。

■今宮純が厳選するF1第3戦バーレーンGP 6つの見どころ


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