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F1 ニュース

投稿日: 2017.04.14 16:40
更新日: 2017.04.14 17:35

レッドブルF1、トップ2チームへの追い上げを目論みるも現状では具体的な解決策なし

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F1 | レッドブルF1、トップ2チームへの追い上げを目論みるも現状では具体的な解決策なし

 レッドブルF1のダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンは、ライバルであるメルセデスとフェラーリに差をつけられた理由と追い上げ方を、チームが理解できずにいると話している。

 レッドブルの『RB13』は、2017年シーズン開幕2戦とも予選では順調な走りを見せた。オーストラリアGPではマックス・フェルスタッペンがポールポジションのルイス・ハミルトンにわずか1.297秒差、中国GPではリカルドが1.355秒差にまで迫っている。 

 混戦となった中国GPの決勝では、メルセデスとフェラーリの上位対決に割り込む形でフェルスタッペンとリカルドが3位と4位につけた。だがリカルドは、この結果はレッドブルの不調を覆い隠してはおらず、復調のために取り組むべき課題は多くあると語っている。

「僕たちはコンマ3、4秒上げようとしているのではなく、1秒以上の短縮を求めている。それは一晩にしてできることではない。ヨーロッパ(ラウンド)まで行けば、物事がうまく回り始めるだろうとは、常々感じている」

「バルセロナで(5月に)走るまでには差を1秒以内に縮め、そこからも少しずつ向上していけるといいね。(上位の2チームには)もっと近づけると期待していた。今はかなり離されているが、『このレースまでには、彼らと同じペースで走れる』と言えるような強力な解決策があるわけでもない」

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、チームが慎重な検討を重ねた結果、『RB13』は効率的で低ドラッグな空力特性を目指したとオフシーズンテスト中に話しており、中国GP後もこのコンセプトを信頼していると繰り返し述べている。

 レッドブルが正常進化を遂げるためには、このコンセプトを白紙に戻すべきではないかとの問いに対して、リカルドは明確な回答を避けた。しかし上位との差を埋めるためには、「その場しのぎ」や従来どおりの空力改善以上のものが必要になると認めた。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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