バーレーンGPのフリー走行で、メルセデスF1のバルテリ・ボッタスのマシンから脱落したTウイングにマックス・フェルスタッペンのマシンが当たった事故を受け、レッドブルF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、Tウイングの禁止を改めて要求した。
金曜日の夕方に行われたフリー走行2回目でのフェルスタッペンの周回数は18周にとどまった。コース上に落ちていたボッタスのTウイングをひいてしまい、マシンのフロアの広範囲にダメージを負ったためだ。
「これほどのダメージを受けるとは予想していなかった。フロアがほとんど破壊されたかのようだ」とフェルスタッペンは語った。
ホーナーは合同テストでTウイングがエンジンカバーの上に姿を表して以来、声高にそれを批判してきた。
レッドブルはTウイングをマシンに装着していない。ホーナーは、ボッタスとフェルスタッペンのような事故が、FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングに対して何らかの対応を取るべきであることを示したと考えている。しかし実際に手が打たれるかについて彼は懐疑的だ。
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