2017年のF1は、新しいマシン、ワイドになったタイヤなど、さまざまな変化とともにシーズンが開幕した。その変化のひとつに、ヘルメットが含まれていることは意外に知られていない。
まず勢力図が変わった。昨年までF1界で最大のシェアを誇っていたヘルメットメーカーは、日本のアライだった。しかし、昨年のカナダGPからニコ・ロズベルグがシューベルトからベルにヘルメットを変えたことで、シェアは8人同士でアライとベルが並んでいた。そして今シーズン、フェルナンド・アロンソがアライからベルにスイッチし、新しくレギュラードライバーになったストフェル・バンドーンもアライからベルにメーカーを変えたことで、ベルが単独シェア・ナンバーワンとなった。以下が2017年のヘルメットメーカーの勢力図である。
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■ベル:ハミルトン、ライコネン、マグヌッセン、オコン、グロージャン、バンドーン、エリクソン、アロンソ
■アライ:ベッテル、フェルスタッペン、リカルド、サインツ、クビアト、ストロール
■シューベルト:ペレス、マッサ、ヒュルケンベルグ、ウェーレイン
■スティーロ:ボッタス、パーマー
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