フォース・インディアのチーム副代表を務めるボブ・ファーンリーは、F1スペインGPで導入予定のアップグレードパッケージによって2017年シーズンのマシンである『VJM10』の空力問題が解決されると考えている。
フォース・インディアは2017年シーズン開幕後の3戦全戦でマシン2台ともがポイントを獲得しているが、チームはメルセデスのパワーユニットを搭載したマシン、『VJM10』のペースに失望している。
ファーンリーは風洞とコースデータの相関問題が、低速および中速コーナーにおけるマシンの弱点の原因だとしている。しかし、5月に開催されるスペインGPに導入するアップグレードによってその問題は解決されると確信している。
「我々は問題が何かはっきり分かっている。アンディ(・グリーン、テクニカルディレクター)のチームがコースデータと風洞の相関に問題があることをバルセロナテストの時点で突き止めていたんだ」とファーンリーは述べた。
「問題が特定され対策が取られたので、あとは製作プロセスだけだ。スペインGPまでに完了させれば、守るだけではなくテール・トゥー・ノーズで戦うことができるようになるだろう」
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています