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F1 ニュース

投稿日: 2017.04.29 08:06
更新日: 2017.04.29 08:07

FIA「ホンダ救済策はなし」と明言。F1パワーユニット上位3社の格差縮小に満足感を表明

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F1 | FIA「ホンダ救済策はなし」と明言。F1パワーユニット上位3社の格差縮小に満足感を表明

 FIAは、2017年のF1序盤3戦における各パワーユニットのパフォーマンスを分析した結果、上位3社に関しては、目指していた0.3秒以内の格差に収まり、ひとまず目的を達成したと宣言した。

 F1マニュファクチャラーとFIAは、昨年のスペインGPの際に、エンジンパフォーマンスの均衡化を図るという点において合意していた。2017年最初の3戦について、パワーユニットごとにパフォーマンスを詳細に分析し、バルセロナサーキットを想定したデータを導き出し、トップ3エンジンの格差が0.3秒内に収まらなかった場合、ストラテジーグループの介入を検討するという内容だったということだ。

 FIAは、データ分析を行ったところ、メルセデス、フェラーリ、ルノーのラップタイム差は0.3秒以内に収まっているという結論が出たと表明した。

 F1レースディレクター、チャーリー・ホワイティングによると、分析のプロセスは「極めて複雑」で「我々だけが有するデータすべてに基づいて、非常に詳細なシミュレーション手法」を用いたと述べている。

 その結果は、今週行われたF1ストラテジーグループ会合においてチームに公表されたということだ。しかしレッドブルはこれに不満を示し、本当にパートナーであるルノーのパフォーマンスはメルセデスやフェラーリと0.3秒差以内なのかと、会合中に尋ねたといわれている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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