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 最後の3連戦に向けて小休止中のF1だが、コース外でのドライバーたちは非常に活発な動きを見せている。相変わらず趣味に没頭する者、戦闘機に搭乗する者など十人十色の過ごし方をしている。SNSから今週のF1界を紹介しよう。

●クラッシュ王

 エリー・ギリというイギリスのモータースポーツエンジニアが、第21戦ブラジルGPまでの各ドライバーにおける破損総額を算出した。貰い事故による破損も加味されるが、不名誉な首位はレッドブルのセルジオ・ペレス。2番手のウイリアムズ、アレクサンダー・アルボンはブラジルGPで金額を稼いでしまった。

●時代の転換点

 2025年シーズンは多くのドライバーが現在のチームから移籍、離脱をする。メルセデスの王朝を築いたルイス・ハミルトン、初の中国人F1ドライバーとなったキック・ザウバーの周冠宇など現在のF1界を彩ったドライバーたちにとって、2024年シーズンはひとつの区切りとなる。

●攻めの選択

 アルピーヌは2026年シーズンからパワーユニットをメルセデスから供給されることを発表した。かねてより噂されていたが、ついに自社開発に見切りをつけた形だ。

●ショーカーの製造プロセス

 実物のF1マシンを模して作るショーカーの一部は、イギリスのメメント・エクスクルーシブ社によって作られている。そんな同社とレッドブルがタイアップし、RB19の実物大モデルを作成する様子が公開された。カーボンが成形される様子も含まれており、貴重な映像資料なのでご覧あれ。

●サインツ、早速の仕事

 2025年シーズンはウイリアムズから参戦するカルロス・サインツは、今シーズンの最終戦後に行われるテストからウイリアムズのステアリングを握ることが発表された。建設的なフィードバックに定評があるサインツは、ウイリアムズでポジションを掴むのにそう時間はかからないだろう。古豪復活向け、チームはしたたかに準備を進める。

●ボッタス、鉄人を目指す

 レースのない週末はグラベルロードバイクに打ち込んできたキック・ザウバーのバルテリ・ボッタス。なんでも今度は合計226キロを走破するトライアスロン最高峰のアイアンマン・レースのトレーニングに打ち込んだ。朝起きてから夜まで本当にやり切ったようだ。

●新たな趣味

 RBの角田裕毅が新たな趣味を始めたようだ。ウエイクボードで一回転を決めるなど卓越した動きを見せる。筋骨隆々に仕上げられた肉体にも注目だ。

●ハミルトンと子供たち

 メルセデスのルイス・ハミルトンのもとにイギリスの小学生たちから手紙が届いた。ハミルトンは1枚1枚を丁寧に読み込んで、彼らの質問や悩みに答えている。小さな行動の積み重ねが世界を変える、ハミルトンは今日も信念に従い我が道をいく。

●ルクレール、音速の世界へ

 フェラーリのシャルル・ルクレールがフランスの戦闘機に搭乗した体験が以前話題となり、その全容がルクレール自身のYouTubeでついに公開された。朝は身体検査から始まりシミュレーションを経ていざ戦闘機へ搭乗。F1では未体験の、音速の世界を体感する。

本日のレースクイーン

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ハーテリー/進光自動車/JROAD
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