2017年F1ロシアGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドはリタイアに終わった。
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=リタイア
スタートはすごくうまくいったと最初は思った。前のドライバーたちよりも蹴り出しがよかったんだ。でも彼らにつかえてしまって、勢いを失った。アウト側のラインを走るしかなく、ポジションを落としていった。でもそこからいいバトルができると思っていた。
セーフティカーの後、フォース・インディアの位置を確認するためにミラーを見たら、自分の右リヤブレーキが燃えているのに気付いた。チームに報告したら、ピットにゆっくり戻ってくるように言われた。
残念ながら問題を解決することはできず、リタイアとなった。今の段階では、セーフティカーや2回のスタートがどれぐらい影響したのか分からないけど、それはチームが調べてくれる。
悔しいよ。日曜に決勝に向けて準備を積み重ね、午後3時に出すためのアドレナリンを蓄えてきたというのに、あっという間に終わってしまうなんて。楽しみにしていたバトルもほとんどできなかった。
新しいパッケージがどれだけのパフォーマンスをもたらしてくれるのかは、バルセロナで実際に走ってみるまで分からない。でも次のグランプリが、トップグループに近づくための最初の一歩になると思う。