2017年F1ロシアGP決勝で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは9位、ランス・ストロールは11位だった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=9位
ガッカリだよ。タイヤに関してアンラッキーだったこと(パンク)以外は、何の問題もなかったからね。僕はクルマとタイヤに気を配り、後方とのギャップも保ちながら、いいポジションにいた。実際、6位は確保できたと思う。結果として多くのポイントを取り損なったのだから、チームにとって不運であり、つらいことだったけど、僕らにはどうしようもなかった。
クルマのフィーリングは良くて、一貫性のあるいいペースで走れていたんだ。スタートと最初の1周は順調だった。僕は(セルジオ・)ペレスの8秒ほど前にいたのに、そこで突然(パンクという)不運に見舞われた。
バルテリが初優勝を手にしたのは、僕にとってもすごくうれしいことだ。彼がメルセデスと契約した時から、僕は彼がウイリアムズにいた時と同じようにいい仕事をするだろうと思っていたし、実際にいい仕事をしている。初優勝を経験したことで、彼はさらに優れたドライバーになっていくだろう。
ランス・ストロール 決勝=11位
運がなかったとしか言いようがない。かなりいいスタートを切って、一時は8位くらいまで上がっていたと思う。ところがその直後に、全然グリップしない縁石の上に押し出されて、マシンのコントロールを失ってしまった。クルマにダメージはなかったものの、結果として最後尾まで転落したんだ。レースでは時々起きることだけどね。
その後、最初のスティントは少々厳しいものになった。スピンをした後、レースを続けるためにスピンターンでクルマの向きを変える必要があり、リヤタイヤがオーバーヒートしてグリップが落ちてしまったからだ。でも、第2スティントでは挽回できたし、僕としてはF1で初めてチェッカーフラッグも見られてよかった。あのスピンがなければ、もう少し上位に入れたかもしれないという意味では少し残念だけど、とりあえずは初完走をよろこびたい。