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F1 ニュース

投稿日: 2017.05.01 18:10
更新日: 2017.05.01 14:29

「バックマーカーがボッタスを助けた」。ベッテルからの非難にマッサが猛反論

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F1 | 「バックマーカーがボッタスを助けた」。ベッテルからの非難にマッサが猛反論

 ウイリアムズのフェリペ・マッサは、ロシアGP決勝終盤、フェラーリのセバスチャン・ベッテルから周回遅れにされる際、ブロックはしていないと強く主張した。

 首位を走るメルセデスのバルテリ・ボッタスとの差をベッテルが終盤じわじわと縮めていくなか、ファイナルラップ、2台の前に周回遅れのマッサが現れた。ボッタスはターン2でマッサの前に出たが、ベッテルの場合はターン4まで待たなければならず、「あれはなんだ?」とマッサの動きについて無線で不満を示した。

 周回遅れの処理によって、ボッタスとベッテルの差はわずかに拡大し、結局ボッタスは逃げ切り、0.617秒差でF1初勝利を飾った。

 ベッテルはレース後、マッサはターン3で譲るべきだったとの考えを示した。

「彼(マッサ)はターン3でペースを落としてアウト側から僕を前に出してくれることもできた」

「フェリペは2回、彼(ボッタス)を助けた。彼にトウを与え、その後、僕の時間を奪った」

「でもバックマーカーというのはそんなものだ」

「最初は僕も怒っていた。でも、僕がバックストレートでDRSを使えたとしても、バルテリはうまくコントロールしただろう。今はそう考えている」

 一方、マッサはベッテルの発言に真っ向から反論した。

「彼(ベッテル)のためにイン側を大きく開けた。僕はターン4の手前でペースを落としたけど、彼には行く気がなかった。インに飛び込むのが怖かったんだ。僕は完全に左側に寄って、その後すぐに彼を前に出した」

「彼にはファイナルラップにバルテリを抜こうという気はなかった。僕はそう思う」

「とにかく彼は文句を言うのが好きだよね」

 マッサは元チームメイトのボッタスが初優勝を挙げたことを喜んでいる。

「彼を正当に評価していない人が大勢いるが、僕は違う。メルセデスと契約した直後に、『彼は絶対いい仕事をする』と言ったけど、そのとおりだったね。移籍して4戦目で勝ったんだから。もう今までとは違う。優勝経験があるドライバーになったんだ。これからどんどんいい成績を挙げるようになるだろう」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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