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F1 ニュース

投稿日: 2017.05.05 07:49
更新日: 2017.05.05 07:50

エクレストンの「F1開催料金は高すぎた」発言にマレーシアGP主催者が「だまされた気分」と怒り

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F1 | エクレストンの「F1開催料金は高すぎた」発言にマレーシアGP主催者が「だまされた気分」と怒り

 バーニー・エクレストンが過去にグランプリ開催地に請求した開催権料が高過ぎたことを認めた発言を聞き、マレーシアGPの主催者は、「搾り取られ」「騙された」と感じたと語った。

 これまで18年間にわたってF1を開催してきたセパンサーキットは、2017年シーズンを以てF1の開催を終了、MotoGPの開催は継続する予定となっている。

 F1が新たな開催地を拡大していく計画の中で、セパンはF1開催を目的として建設された最初のサーキットである。

 F1を招致した新しい開催地のいくつかは財政的に窮地に立たされ、韓国GPやインドGPは短命に終わってしまった。F1の商業面を取り仕切っていたエクレストンは先月、「F1が提供できるもの以上の多額の開催権料を請求したために、そのような開催地がうまくやることができなかった」ことを認める発言をした。

 セパン・インターナショナル・サーキットの最高責任者であるダト・ラズラン・ラザリはエクレストンの発言に失望を表明した。

「我々は契約を強要された訳ではないが、ある意味では騙されたと感じている」とラザリ。

「そのような発言をすると、我々がどのように受け止めると思っているのだろうか?」

「今まで過剰な請求をしながら、我々が求めている充実した内容のレースや、ドライバー、チームとの交流といったことを提供してこなかった」

「もちろん誰かが我々の頭に銃を突きつけて契約を迫った訳ではないが、そのような発言をするとは、我々は最悪の気分だ」

「我々は騙されたように感じるし、多額の支払いに対する見返りを受け取っていない」

 ロイターのインタビューでエクレストンは、そのラザリの発言に反論した。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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