ニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーF1チームはまだ改善の余地はあるものの、ロシアGPにおいてレースペースでは一歩前進を遂げたと考えている。
エンストンを拠点とするルノーF1チームは、2015年シーズンの終わりにロータスF1チームを引き継ぎ、ワークス参戦を開始、2シーズン目で進歩をしている。その一方でヒュルケンベルグは中国GPとバーレーンGPでは予選Q3に進出したものの、決勝では苦戦を強いられ中団に埋もれてしまった。
チームメイトのジョリオン・パーマーもバーレーンGPでは予選Q3に進出したが、決勝ではチームはわずか2ポイントしか獲得できず、コンストラクターズランキングは8位という結果にとどまっている。
チームは問題改善を期待して、ロシアGPに新しいフロントウイングを持ち込んだ。ヒュルケンベルグは混乱続きのオープニングラップで10位まで順位を落としたものの、最終的にはスタート時点の8位でレースをフィニッシュした。
マシンのレースペースは改善されているかとの問いかけに、「それは間違いないね」とヒュルケンベルグは答えた。
「完璧に満足してはいないよ。まだやらなきゃいけないことはたくさんあると思ってる。僕の好みで言えば(予選とレースペースの)差がまだ少し大きいんだ」
「ただレースペースについては、今週末、チームは正しい方向への一歩を踏み出したと思う」
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