シーズンが終了してクリスマスムードかと思いきや、今週はレッドブルファミリーから衝撃的なニュースが3つも舞い込むことに。歪さを感じさせるその出来事は世界中に物議を醸したところだ。SNSから今週のF1界をおさらいする。
⚫︎無線アニメ劇場
毎年恒例となったおもしろ無線をアニメ基調でお届けするこの企画。お気に入りのシーンはありました?
⚫︎紛れもない事実
レッドブルふたりの成績を比較すると差は歴然で、レース戦績の23対1は痛烈な結果だ。フェルスタッペン特化型マシンを操るか、開発方針を変更させるか。どちらも茨の道なのは間違いない。
⚫︎表彰式の裏側
マクラーレンを26年ぶりのコンストラクターズタイトルに導いたランド・ノリスとオスカー・ピアストリは、FIAの表彰式でトロフィー授与の練習をしていたようだ。各レースの表彰台でカッコよくトロフィーを掲げるドライバーたちは、ドライビングに加えて掲げ方もトレーニングしている。
⚫︎よく追い抜いたで賞
後方スタートからの追い抜き劇場はモータースポーツファンにとって爽快なシーンのひとつだ。今シーズンの1レースでもっとも順位を上げたのは第21戦ブラジルGPのマックス・フェルスタッペンが17番手スタートから優勝をもぎったレースだ。同レースではアルピーヌのピエール・ガスリーも表彰台に辿り着く印象深いレースとなったのは記憶に新しい。
⚫︎副業
F1グルメ王のRB角田裕毅はアブダビGPの合間にシェフとしての腕を披露。本音はもっと肉の焼き加減にこだわりたかったのではないか。
⚫︎不可解な離脱
シーズン中からレッドブルからの離脱が噂されていたセルジオ・ペレスが、自ら退陣するという形でチームを離れることが明かされた。2年間の契約を延長しながら、シーズン終了後に離脱を発表するという、首をかしげたくなる結末となった。
そんなペレスに対して元チームメイトであるエステバン・オコンからは感謝のメッセージ。ペレスもまたF1界に多大な貢献をもたらしたひとりだ。
⚫︎ローソン、レッドブルドライバーに
ペレスの抜けた一席に座るのは、リアム・ローソンとなった。エースチームへの昇格を祝福したい反面、ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボンの事例が頭をよぎるのもまた事実。重たい十字架を払拭せねばならない。
⚫︎5人目のルーキー
ローソンが抜けたRBは、レッドブル育成ドライバーのアイザック・ハジャルをF2から昇格させることを発表。F2で王者になれずF1への望みが消えかけていたハジャルにとっては、まさに青天の霹靂となった。
⚫︎次は?
今シーズン限りでキック・ザウバーを離脱し、この後の動向が注目されているバルテリ・ボッタス。そんなボッタスとの新契約を匂わせる投稿を行なったメルセデスは、その直後にボッタスを2025年シーズンのリザーブドライバー就任を発表。コース外に加えて、グリッドに話題をまだまだ提供してくれそうな予感だ。