シーズン開幕前テストが近づき、F1ドライバーたちは短いオフシーズンからレースモードに切り替わりつつある。電撃移籍の発表から約1年、フェラーリのルイス・ハミルトンがついに始動し多くの注目を集めた。SNSから今週のF1界を紹介しよう。
●実は初めてのF1マシン
レッドブルレーシングの代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ある意味で意外かもしれないがF1マシンをドライブする機会がなかった。そんなホーナーは昨年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、初めて公の前でF1マシンを走らせている。その準備段階としてシルバーストンで練習走行を行った模様が初公開された。レッドブルボスの初々しい表情に注目だ。
●あと55
1月18日時点で、開幕戦までの残り日数が55日となりウイリアムズのカルロス・サインツのカーナンバーと同じに。強豪チームからトップドライバーが参戦するウイリアムズは、王朝復活を目指したシーズンにすべく強かに準備を進める。
●ハミルトン、始動
フェラーリのルイス・ハミルトンがついに始動した。まずはファクトリーを訪れ施設を見学し、スタッフたちと交流。その後はフィオラノでテスト走行を行いフェラーリに慣れることに。ハミルトンが新天地1年目で着用するヘルメットは決まってイエローのデザイン。セナとブラジル魂を宿す孤高の王者が初心に立ち返り、王座奪還を目指す。
同テストではシャルル・ルクレールも参戦し、ウエットコンディションの中でメニューをこなした。その後はサーキットに駆けつけたティフォシにファンサービスをこなすな余裕を見せており、年始から順調な滑り出しを見せている。
そんなルクレールがハミルトンと同じ屋根の下に収まった10シーズン前の映像がこちら。ルクレールの緊張した面持ちがハミルトンの大きさを物語っている、同時に将来のチームメイトになることをこの時は予測できなかったに違いない。
●準備加速
各ドライバーたちはバカンスからトレーニングモードに移りつつあるようで、今シーズンからメルセデスの正ドライバーとなるアンドレア・キミ・アントネッリは低酸素トレーニングでスタミナを強化。新人もベテランも、パフォーマンスの最大化に向けて準備を進めている。
●今年もゴーイングマイウェイ
メルセデスのリザーブドライバーを務めるバルテリ・ボッタスはアデレードで開催された自転車のイベントに参加。パンツ一枚でロードバイクに跨りレースを駆け抜ける。ボッタスは今年も自己流の調整に磨きをかけていく。