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F1 ニュース

投稿日: 2017.05.11 12:09
更新日: 2017.05.11 12:14

メルセデス対フェラーリのF1タイトル争い「カギになるのはタイヤではなく純粋なマシンの性能」とボッタス

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F1 | メルセデス対フェラーリのF1タイトル争い「カギになるのはタイヤではなく純粋なマシンの性能」とボッタス

 2017年F1序盤戦の優勝争いにおいてはタイヤをいかにうまくマネジメントできるかが重要だったものの、今後メルセデスとフェラーリがタイトルを争う上で、勝負を決めるのはマシンの純粋なパフォーマンスであると、バルテリ・ボッタスは予測している。

 今季4戦でセバスチャン・ベッテルが2勝を挙げており、フェラーリのマシンがタイヤに優しく、デグラデーションが低いことが勝利のカギになっている。

 そのアドバンテージにより、フェラーリはより積極的なタイヤ戦略を採ることができ、優勝したいずれのレースでもピットストップを利用して、ベッテルをルイス・ハミルトンのメルセデスの前へ送り出すことを可能にした。

 ボッタスはバーレーンGPで、ポールポジションからスタートしたものの、タイヤに問題を抱えてことで、勝利をつかむことができなかった。

 しかしながら、それはメルセデスとフェラーリの双方が2017年版ピレリを完全に理解するまでの問題であり、マシンの純粋なパフォーマンスが勝負を決定する要因になると、ボッタスは考えている。

今後は純粋なマシンのパフォーマンスが勝負のカギを握ると予想するボッタス
ボッタスは「純粋なマシンのパフォーマンスが今後の勝負のカギを握る」と予想

「あらゆる路面であらゆるコンパウンドを使いこなし、どう機能するのかを把握するのはとても難しい」とボッタス。

「F1ではいつもそんな感じだけど、今の僕らのマシンはフェラーリと(性能が)ほぼ同じだから、タイヤのような小さなことが結果を左右する」

「結局、マシンと路面をつなげているのはそれ(タイヤ)だけなんだ」

「だけど、僕の考えでは、この先タイヤの話題はどんどん減っていくと思う」

「ドライバーやチームが、いったんさまざまな状況下でタイヤの力を目いっぱい引き出す方法を覚えてしまったら、おそらくタイヤの扱い方に関しては、みんなが同じレベルになるだろう」

「だから、タイヤについては話すことが少なくなり、今後はもっとマシンのことや、セットアップ、開発について語られるようになっていくはずだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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