ルノーF1チームのリザーブドライバーを務めるセルゲイ・シロトキンは5月、SMPレーシングからル・マン24時間耐久レースのLMP2クラスへのデビューを飾る予定だ。
シロトキンはインディカーに参戦しているミハイル・アレシンと、2015年WEC世界耐久選手権のLM-GTEアマクラスのチャンピオンであるビクトール・シャイターと組み、27号車ダラーラP217・ギブソンを運転する。
GP2やフォーミュラ・ルノー3.5の優勝経験者であるシロトキンは、2016年からルノーと契約しており、F1テストや4回のF1フリー走行を経験している。
シロトキンはSMPおよびダラーラの2018年WECに向けたLMP1-Lプロジェクトにも関わりを持っている。
SMPレーシングは昨シーズン、ル・マンでLMP2クラスの表彰台を獲得している。当時はシャイター、元F1ドライバーのビタリー・ペトロフ、それにキリル・レディーギンがBR01プロトタイプをドライブした。
「我々はすでに2018年のWECに向けてLMP1プロトタイプの開発に集中してはいるが、世界でも最も名高いレースに参加しないわけにはいかないと思った」とSMPレーシングの創設者ボリス・ローテンバーグは語った。
「昨年はル・マン24時間耐久の90年の歴史上初めて、全員ロシア人のSMPレーシングのクルーが表彰台に立ったんだ」
「だから今回も我々のドライバーがベストを尽くし、できることをすべてやり尽くして勝利を掴むと確信している」
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