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F1 ニュース

投稿日: 2017.05.30 16:09
更新日: 2017.05.30 16:18

モナコGPで復帰を果たしたバトン、F1の現状を喜ぶも「今後参戦の予定はなし」と明言

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F1 | モナコGPで復帰を果たしたバトン、F1の現状を喜ぶも「今後参戦の予定はなし」と明言

 ジェンソン・バトンは、現在のF1は2017年の新レギュレーションのおかげで「あるべき姿になっている」と評した。しかしモナコGPで一度かぎりの復帰を果たした現在、自身のキャリアはこれで終えるとの考えを示唆している。

 バトンはインディ500に参戦するフェルナンド・アロンソに代わってモナコGPに出場。アロンソはインディカー・シリーズでのデビュー戦でありながらも優勝争いに絡んでいたが、レース終盤でホンダエンジンのトラブルに見舞われ、リタイアを余儀なくされた。

 2009年のチャンピオンであるバトンは、木曜日のフリー走行で初めて2017年マシンに乗り、予選では9位につけた。だがパワーユニットのエレメント交換でペナルティを受け、決勝レースはピットレーンからスタートしている。

 決勝でのバトンは、ザウバーのパスカル・ウェーレインとのクラッシュでリタイアとなった。このクラッシュでバトンは次戦でのグリッド降格ペナルティを受けたが、今季のF1復帰はないとするバトンに対し、このペナルティが行使されることはないとみられる。

 バトンは、自分がマシン性能を限界まで引き出せたかはわからないとしつつも、より速い2017年型マシンでのモンテカルロ市街地コースの走行は楽しかったと語った。

「僕にわかるのは、昨シーズンよりずっと速く走れたし、それと同時にずっと楽しかったということ。新たなレギュレーションでマシン重量が増えたと聞いたときは、少しがっかりした。でも、ここ(モナコ)は重いマシンにとっては最も厳しいコースなのに、挙動はとても敏捷だった」

「走るのはすごく楽しい。それにレギュレーションの改訂という点で、F1は間違いなく正しい方向に進んだね。チームにとってスピード、ラップタイム、ダウンフォースが大幅に増すというのは、とてもエキサイティングなことだ。これこそF1のあるべき姿だよ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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