1月29日(木)、スペインのバルセロナ-カタロニア・サーキットで行われたF1プレシーズンテストの4日目に、マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チームからオスカー・ピアストリが参加した。

 バルセロナでのテストは、1月26日から30日までの5日間の日程で走行期間が設けられており、各チームはこの5日間のうち3日間で走行が可能だ。マクラーレンはテスト3日目の1月28日に初走行を行い、2025年のチャンピオンであるランド・ノリスがカーナンバー『1』をつけて、テスト用の特別カラーリングをまとった2026年型マシン『MCL40』をドライブした。

 走行2日目の29日は、チームメイトのピアストリが参加した。マクラーレンの発表によると、午前のセッションを終えた後、チームはマシンの燃料システムに問題を発見し、調査が必要だと判明したため、ピアストリはテストを早めに終了しなければならなかったという。しかしながらこの2日間でMCL40の基礎的な理解を深め、さらに開発やパフォーマンス向上の余地があると明確になったということだ。

 最終的にピアストリは48周、223.556kmを走り、トップと1.974秒差の1分18秒479というベストタイム(全体4番手)をマーク。ピアストリは、すでにマシンの改善点が見つかったとコメントした。

「今日は新しいマシンでまたコースに戻ることができて嬉しい。今年はグリッドのあちこちでたくさんのチャレンジがあるので、集中して取り組めたのはよかった」

「燃料システムのトラブルがあり、走行時間が短縮されたが、チームはそれを解決し明日走行に戻れるように懸命に取り組んでいる」

「このマシンは、ここ数年のものとはまったく違う。それが今回のテストの目的のひとつだ。もう少しフィーリングをよくするためにマシンの改善できる点をすでにいくつか見つけた。明日もう1日走行があるので、マシンに慣れて、様々なフィーリングの違いをしっかりと把握していく。そうすれば、マシンをより速く、よりよくするための方向性が見えてくるだろう」

 またマクラーレンのテクニカルディレクター(パフォーマンス)を務めるマーク・テンプルは、燃料システムのトラブルはあったものの、予想外の問題はなかったと主張した。

「2日目の走行は、ポジティブなこともいくつかあった。ベースラインの観点から、マシンがどのような状態にあるかをしっかりと把握できた。今回のシェイクダウンにおいて、ドライバーにとって最も重要なのは、新しいマシンがどう動くか、パワーユニットはどう相互作用するか、そしてエネルギーマネージメントのプロセスを理解することだ。オスカーはそのためのいい基準点を見つけ、シャシーの挙動も把握した」

「全体的に、予想外のことは何もなかった。これはシェイクダウンで、あらゆる問題を特定するのに役立つものだ。我々はバーレーン(でのテスト)に向けてそれらを理解して解決できる。明日の最終日に向けて、これが私たちの大きな焦点となる」

「もちろん、このようなシーズンの早い時期においては1分1秒が貴重なので、午後に走行できなかったのは残念だ。燃料システムに問題を見つけたので、やりたかった走行をすべて行うことはできなかった。マシンは非常に複雑なので、ガレージに戻して、明日の走行に向けて、問題の原因がどこにあるのかを完全に理解するために(マシンを)解体することを決めた」

 マクラーレンは1月30日のテスト最終日にも参加する予定で、ノリスとピアストリのふたりが交代で走るということだ。

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