昨年までF1ドライバーとして活躍していたエステバン・グティエレスの周辺で揉め事が続いている。
昨年ハースのシートを失ったグティエレスは今年の初戦となった第4戦メキシコ大会からテチーター・チームの一員としてフォーミュラEに参戦していた。その後、モナコ、パリでのレースにも出場し、5月下旬のF1モナコGPには久しぶりにF1のパドックを訪れ、「まだまだF1にカムバックすることを諦めていない」と元気な姿を披露していた。
ところが、そのモナコGP直後からグティエレスを取り巻く状況が急変した。インディ500で負傷したセバスチャン・ブルデーの代役としてデイル・コイン・レーシングがグティエレスを指名したのである。そのためインディ500の翌週に開催された第8戦デトロイトに出場した。
その後、グティエレスは今週末に第9戦テキサスへの参戦を目指していたが、テキサスはオーバルであるため、ルーキーのグティエレスはオーバルでのテストが必要だったが、この期間はインディカーのテストは停止期間だったため、テキサスへの出走は許可されなかった。
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