2017年F1第7戦カナダGPのフリー走行3回目はフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。
気温19度、路面温度30度のドライコンディションで開始された土曜日最初のセッション。各車インストレーションラップを行い、徐々にタイムをマークしていく。
開始から20分経過したところで、ベッテルが1分13秒015のトップタイムをマーク。自身のFP2タイムである1分13秒200を上回ってきた。
マクラーレンのフェルナンド・アロンソは2周、ストフェル・バンドーンは3周を消化したのみでまだタイムは刻んでいない。
28分経過時点でトップはベッテルのまま変わらず、2番手はルイス・ハミルトン。アロンソは1分14秒456で9番手タイムをマークした。
35分が経過し、トップのベッテルがウルトラソフトで1分12秒704をマーク、このタイムは昨年の予選PP(1分12秒812)を上回るアタックだ。さらにベッテルは、1分12秒572とタイムを縮め、路面がどんどん良くなっていることがうかがえる。
43分が経過し、ハミルトンがウルトラソフトでアタックを開始。1分12秒926の3番手に。自己ベストは更新したもののトップのベッテルからは0.354秒の差が開いている。
残り数分を切ったところで最後のアタックを開始するマシンが出るなか、トップのベッテルと2番手のキミ・ライコネンはガレージに待機したまま上位陣に順位の変動はなかった。
なお、アロンソは1分13秒885で12番手、バンドーンは1分14秒228の16番手の位置につけている。
F1第7戦カナダGPフリー走行3回目結果
Pos. |
No. |
Driver |
Team |
Time |
Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | 1’12.572 | 20 |
2 | 7 | K.ライコネン | フェラーリ | 1’12.864 | 19 |
3 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1’12.926 | 22 |
4 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1’12.965 | 22 |
5 | 77 | V.ボッタス | メルセデス | 1’13.210 | 24 |
6 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’13.493 | 20 |
7 | 19 | F.マッサ | ウイリアムズ | 1’13.527 | 22 |
8 | 3 | D.リカルド | レッドブル | 1’13.545 | 35 |
9 | 31 | E.オコン | Fインディア | 1’13.635 | 26 |
10 | 55 | C.サインツJr. | トロロッソ | 1’13.667 | 22 |
11 | 26 | D.クビアト | トロロッソ | 1’13.788 | 23 |
12 | 14 | F.アロンソ | マクラーレン | 1’13.885 | 18 |
13 | 11 | S.ペレス | Fインディア | 1’13.956 | 27 |
14 | 8 | R.グロージャン | ハース | 1’13.994 | 19 |
15 | 30 | J.パーマー | ルノー | 1’14.102 | 22 |
16 | 2 | S.バンドーン | マクラーレン | 1’14.228 | 22 |
17 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1’14.392 | 18 |
18 | 18 | L.ストロール | ウイリアムズ | 1’14.409 | 25 |
19 | 9 | M.エリクソン | ザウバー | 1’14.883 | 25 |
20 | 94 | P.ウェーレイン | ザウバー | 1’14.965 | 25 |