F1マイアミGP決勝後、シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、最終ラップでのスピン後にコース外を複数回走行したことで調査を受け、審議の結果、20秒加算のタイムペナルティを科された。また、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ピットアウト時にピット出口の白線を越えたことから5秒加算のペナルティを受けている。

 ルクレールはレース終盤、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)と3番手争いを展開、57周のレースの56周目に抜かれて4番手に落ちた。その後、ルクレールは、最終ラップの3コーナーでスピンし、ウォールに接触。そのまま走行を継続することができたが、後ろを走るジョージ・ラッセル(メルセデス)とフェルスタッペンに抜かれ、6位でフィニッシュした。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2026年F1第4戦マイアミGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 スピンの後、ルクレールは、右コーナーを正常に曲がることができなかったとして、チェッカーフラッグを受けるまでの間にシケインを複数回にわたりカットせざるを得なかった。

 これについてスチュワードは、シケインカット、すなわちコース外を走ることで持続的なアドバンテージを得たと判断。マシンにメカニカルトラブルが生じていたことは正当な理由には該当しないとして、ドライブスルーペナルティに相当する20秒加算のタイムペナルティを科した。

 ルクレールが安全でない状態のマシンで走行し続けた可能性についても調査されたが、明白かつ認識可能な機械的問題が存在したことを示す証拠がないとして、スチュワードはこの件については罰を与えないことを決めた。

 スチュワードはまた、フェルスタッペンがピット出口で白線を越えたとして、5秒のタイムペナルティを科した。レース序盤での出来事だったが、その段階では違反があったかどうかを明確に判断するための映像証拠が限られており、別の証拠を得られる可能性を考慮して、レース後に調査を行うことを決めたと、スチュワードは述べている。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2026年F1第4戦マイアミGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 フェルスタッペンは、ルクレールの0.296秒前の5位でフィニッシュしたが、そのルクレールが20秒のペナルティを受けたため、フェルスタッペンの順位は変わらない。ルクレールは8位に降格された。

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