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F1 ニュース

投稿日: 2017.06.21 07:41
更新日: 2017.06.21 07:42

ホンダF1長谷川氏、続投への意思を表明。ロス・ブラウンの支援を受け、改善を急ぐ

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F1 | ホンダF1長谷川氏、続投への意思を表明。ロス・ブラウンの支援を受け、改善を急ぐ

 ホンダがF1復帰3年目の今年、苦しいシーズンを送っているなか、ホンダF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介氏は、現在、自身が更迭される動きはないと発言した。

 前戦カナダGPの週には、マクラーレンのエグゼクティブディレクターであるザック・ブラウンがホンダに強いプレッシャーをかけるような発言を繰り返した。さらに、週末を通してパワーユニットのトラブルが続き、決勝では10位走行中のフェルナンド・アロンソのエンジンが残り3周というところで故障、チームにとって今季初ポイントのチャンスを逃す結果になった。

 かつてBAR・ホンダプロジェクトにかかわっていた長谷川氏は、2016年、新井康久氏からF1総責任者のポジションを引き継いだ。マクラーレン・ホンダの新プロジェクトは2年目に確実な向上を見せたが、2017年には再びパフォーマンス、信頼性の両面で大きな問題を抱える状況に戻ってしまった。

2017年F1第7戦カナダGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)、10位フィニッシュ目前にしてリタイア
2017年F1第7戦カナダGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)、10位フィニッシュ目前にしてリタイア

 英AUTOSPORTは、今年の不振により長谷川氏が更迭されるのではという推測も持ち上がっているものの、情報筋によれば、ホンダ首脳陣は、わずか2年で彼を降ろすことは考えていないようだと伝えている。

 長谷川氏は、英AUTOSPORTから自身の将来について聞かれ、「私の将来を決めるのは私ではありません。誰かが私のポジションを変えたいと思うなら、私はそれに従うだけです」と答えた。

「ホンダとしては、私のポジションを変えることを、誰も考えていません」
「今は、仕事に取り組み、進歩を果たすことに集中しています。私は、ここにいる限り、ベストを尽くすつもりです」

「私たちは、今のパフォーマンスに満足していません。懸命に努力していますが、満足いく結果は出ていません。非常に悔しいですし、落胆しています」

「このプログラムをもっとうまく率いることができる人物がいるかもしれません。その人物がここにいるなら、残念ですが私はポジションを変えなければなりません」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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