2017年F1第8戦アゼルバイジャンGPのフリー走行3回目は、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。
気温26度、路面温度56度のドライコンディションで始まった土曜日最初のセッション。大半のドライバーがスーパーソフトを装着しタイム計測を開始していく。
セッション開始後わずか7分というところでルノーのジョリオン・パーマーのマシン後部から出火。消火活動を行うものの鎮火までにかなりの時間を要し、予選までに修復するのは困難か。
開始から20分経ったところでメルセデスのバルテリ・ボッタスが1分43秒720のトップタイムをソフトタイヤで記録。
セッション折り返し時点でもトップは変わらずボッタス。ここでウイリアムズのフェリペ・マッサが1分43秒844の自己ベストタイムを記録し2位につける。
この時点でマクラーレンのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンはトラブルフリーで10周を走行。
セッション後半に入った段階で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルにトラブル発生、コースに出てわずか1周でガレージに戻ることに。
残り20分、スーパーソフトを装着したメルセデスのルイス・ハミルトンが1分43秒348の最速タイムを記録。同じくスーパーソフトを装着したボッタスも自己ベストを更新し2位につける。
残り10分となりライコネンが1分42秒837を記録しトップに浮上。しかしすぐさまボッタスが塗り替え、トップ3はボッタス、ライコネン、ハミルトンに。
ここで今週末、好調を維持していたレッドブルのマックス・フェルスタッペンがコース上でストップ。ステアリングモニターが点灯していないため電気系トラブルが発生か。
残り数分となったところでマクラーレンの2台はともタイムを更新。アロンソとバンドーンはそれぞれ14番手と16番手となるタイムを記録した。
Pos. |
No. |
Driver |
Team |
Time |
Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | V.ボッタス | メルセデス | 1’42.742 | 21 |
2 | 7 | K.ライコネン | フェラーリ | 1’42.837 | 14 |
3 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1’43.158 | 23 |
4 | 3 | D.リカルド | レッドブル | 1’43.287 | 24 |
5 | 31 | E.オコン | Fインディア | 1’43.344 | 21 |
6 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1’43.614 | 16 |
7 | 19 | F.マッサ | ウイリアムズ | 1’43.738 | 18 |
8 | 26 | D.クビアト | トロロッソ | 1’43.908 | 21 |
9 | 18 | L.ストロール | ウイリアムズ | 1’44.040 | 17 |
10 | 11 | S.ペレス | Fインディア | 1’44.138 | 22 |
11 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’44.312 | 16 |
12 | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | 1’44.344 | 7 |
13 | 55 | C.サインツJr. | トロロッソ | 1’44.401 | 23 |
14 | 14 | F.アロンソ | マクラーレン | 1’44.741 | 18 |
15 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1’44.926 | 20 |
16 | 2 | S.バンドーン | マクラーレン | 1’45.143 | 17 |
17 | 8 | R.グロージャン | ハース | 1’45.491 | 20 |
18 | 9 | M.エリクソン | ザウバー | 1’45.645 | 21 |
19 | 94 | P.ウェーレイン | ザウバー | 1’45.722 | 19 |
20 | 30 | J.パーマー | ルノー | 1’53.040 | 4 |